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退役シャトルの「終の棲家」4カ所発表 初飛行30周年

2011年4月13日10時50分

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写真:最後の飛行を終えて帰還したスペースシャトル・ディスカバリー。整備後、ワシントン近郊のスミソニアン航空宇宙博物館別館に展示される=3月9日午前、米ケネディ宇宙センター、勝田写す拡大最後の飛行を終えて帰還したスペースシャトル・ディスカバリー。整備後、ワシントン近郊のスミソニアン航空宇宙博物館別館に展示される=3月9日午前、米ケネディ宇宙センター、勝田写す

 米航空宇宙局(NASA)のボールデン長官は12日、フロリダ州ケネディ宇宙センターであったスペースシャトル初飛行30周年の記念行事で、今年相次ぎ退役するスペースシャトルを展示する機関を発表した。

 宇宙飛行したディスカバリー、アトランティス、エンデバーはそれぞれ、ワシントン近郊のスミソニアン航空宇宙博物館別館、ケネディ宇宙センターの一般公開施設、ロサンゼルスのカリフォルニア科学センターに運ばれる。

 滑空試験だけを行った実験機エンタープライズはスミソニアン博物館別館に展示中だが、同館にディスカバリーが展示されるため、ニューヨークのイントレピッド海洋航空宇宙博物館に移される。

 NASAは2008年からシャトルの「終(つい)の棲家(すみか)」となる展示先を募集。20件ほど応募があり、選考を進めてきた。選考に外れた組織では部品などが展示される。

 12日は、旧ソ連のユーリ・ガガーリン飛行士がボストーク1号で人類初の宇宙飛行を達成した日から50年にもあたり、ロシアで記念式典が行われた。(ワシントン=勝田敏彦)

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