2011年1月25日10時31分
【サンパウロ=平山亜理】南米ボリビアの都市ラパスから南に約300キロ離れたアンデスの町ジャジャグアで24日、食料品やガソリンなどの値上げに怒った鉱山労働者や農民らが商店を襲撃し、食料品や電気製品などを奪った。
ジャジャグアは人口約4万5千人の町。AP通信などによると、組合の呼びかけで労働者ら約5千人が食料品値上げに反対するデモ行進をしていたところ、一部が投石するなどエスカレートし、商店や倉庫にある品物を略奪した。
同国では昨年末、モラレス大統領が燃料を83%値上げしたことをきっかけに、各地でデモが起きている。