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日米共同演習中にロシア哨戒機2機…能登半島沖

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 自衛隊と米軍が全国各地で実施している日米共同統合演習で、弾道ミサイル対処訓練が行われていた能登半島沖の日本海に6日午前、ロシアの哨戒機2機が飛来し、この空域での訓練を一時的に見合わせていたことが分かった。

 防衛省によると、ロシア機は弾道ミサイル対処訓練が行われていた海域の上空を南北に横切るなど、日本海を数時間にわたって飛行したという。空自機が緊急発進(スクランブル)した。領空侵犯はなかった。

 当時は日米のイージス艦は海上自衛隊舞鶴基地に入港中で、弾道ミサイル対処訓練の一環で日米の航空機を使った防空作戦の訓練が行われていた。

 電波情報の収集が行われる懸念があったことなどから訓練を見合わせたが、防衛省幹部は「ロシア機は日常的に日本周辺に飛来しており、今回も訓練を偵察に来たのだろう」と話している。

2010年12月8日12時53分  読売新聞)
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