FLASH

前原誠司国交相、父が自殺していた!

10月20日 20時31分

『せいちゃん、せいちゃん』って。主人は誠司のことをいつまでたっても小さな子供みたいにかわいがっていましたね」。
前原誠司国交相(47)の母・清子さん(73)は懐かしそうに振り返る。父は京都家庭裁判所の職員。3歳上の姉と4人家族の生活は幸せだった。
「『勉強しなさい』と言うとふくれてフテ寝してしまうんです。『いまからしようと思っていたのに』って。だから、なにも言わないのがいちばんよかった。そのほうが勉強するんです」(清子さん)

 中学受験で前原少年が合格したのが奈良の難関私立東大寺学園と、姉も通う国立京都教育大附属中だった。
「本人は東大寺学園に行きたがっていた。でも私は複雑でした。家計に余裕があったわけではありませんから。できれば公立に行ってほしいと思っていました。でも誠司が私のひざに顔をうずめて『ママ、お願いだから東大寺学園に行かせてください』って泣いてお願いするんです。けど私が、『東大寺学園は男子校だから面白くないよ。教育附属は女のコもいるよ』と言い聞かせると泣くのがしばらく止まって(笑)。結局、誠司が諦めて教育大附属に行くことになりました」(清子さん)

 そんな家族の生活も長くは続かなかった。'76年、前原少年が中2のとき、父が自殺したのだ。ショックを受ける母に代わって前原少年は父の関係先を挨拶に回ったという。
「『お母さんは体を休めていてくれ、僕が代わりにいってくるから』って、(父の)兄と一緒に行ってくれました」(清子さん)。

 気丈に振る舞った前原少年。彼が小学5年のころ、父が連れていってくれた4泊5日の九州蒸気機関車撮影旅行が最大で最後の思い出となった。【FLASH】
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