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乱気流で乗員3人けが 関空行きタイ航空
20日午前6時半ごろ、高知県安芸市の南約10キロの太平洋上を航行していたバンコク発関西空港行きタイ航空622便ボーイング777(乗客乗員244人)が乱気流に巻き込まれた。乗員3人が腰などを打ち、大阪府泉佐野市内の病院に運ばれたが、いずれも軽傷という。
国土交通省関西空港事務所によると、同機は日本時間の午前1時45分ごろバンコクを出発。関空に着陸するために降下していたところ、高度約5500メートル付近で揺れたという。
泉佐野市消防本部などによると、同便は午前6時50分ごろ通常通り着陸。当初「乗客にも負傷者が出た」と通報していたが、いずれも搬送されなかった。
大阪管区気象台によると、乱気流の発生当時、現場付近では梅雨前線が発達し、大気が不安定な状態だった。