|
||||||
|
■被害女児 首の傷深さ10センチ 手、繰り返し切られる
長崎県佐世保市の小六女児による同級生殺害事件で、死亡した御手洗怜美(さとみ)さん(12)の首と手の甲に深い傷があったことが六日、県警の調べで分かった。補導された女児(11)は抵抗する怜美さんの手に繰り返し切りつけた疑いもあり、県警は女児の殺意を裏付けるものとみて調べている。
調べでは、首の傷は深さ約十センチ、長さ約十センチ。手の甲には、骨が見えるほど深い傷があったという。 また、女児は怜美さんと校舎三階の学習ルームに入った後、二人で一緒にカーテンを閉めた。怜美さんをいすに座らせた直後、背後から首をカッターナイフで切りつけた。怜美さんはいすから立ち上がり、両手を振って抵抗したが、女児は何度も切りつけたという。手の甲の傷もこの際、付いたとみられる。室内にはカッターナイフの先端部が落ちていた。 [2004/06/07 朝刊] |
<<< 関連記事一覧に戻る |
Copyright 2004 The Nishinippon Shimbun.All rights reserved. | ||
|