メロン記念日“完熟”解散！！　リーダー斉藤瞳は芸能界引退

　４人組アイドルグループ「メロン記念日」が３日、東京・中野の中野サンプラザで開かれた最終ツアー「ＭＥＬＯＮ’Ｓ　ＮＯＴ　ＤＥＡＤ」のファイナルをもって解散した。

　１９９９年に「第２回平家みちよ＆モーニング娘。妹分オーディション」に合格した４人で結成され、つんく♂（４１）のプロデュースにより００年２月にシングル「甘いあなたの味」でデビュー。一度のメンバー交代もなく、シングル２２枚とアルバム７枚を発売した。

　それぞれ全く違う個性を生かしたパフォーマンスで人気を博したが、デビュー１０周年の今年、メンバーで話し合った結果、それぞれが別々の第２の人生を歩むことを決意した。最後のステージとなったこの日は、メロン色のペンライトが揺れる中、代表曲「Ｔｈｉｓ　ｉｓ　運命」や「赤いフリージア」など全２９曲を約３時間にわたって熱唱。約２２００人のファンとともに完全燃焼した。

　アンコールでは４人が笑顔と涙を交錯させながらファンに感謝の気持ちを述べた後、それぞれの今後の夢を語った。

　村田めぐみ（２９）は表現者を目指し、柴田あゆみ（２６）と大谷雅恵（２８）はソロとして歌を続けていく意欲を示した。

　大谷は「アイドルは今日までで終わりです。だってアーティストになりたいもん。これからは今までと違ったものをお見せしたい」と元気いっぱいに話した。

　一方、リーダーの斉藤瞳（２８）は芸能界を引退し、故郷の新潟に帰るという。「これからは普通の女の子に戻って違う幸せと記念日を見つけたい」と、結婚をほのめかすような発言もあったが、報道陣の直撃に「（結婚は）願望ですけど〜」と苦笑していた。