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1兆円の道、需要は?期待と懸念 第2京阪20日に開通(3/3ページ)

2010年3月15日

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地図と図    

 一方、国交省は国道1号の混雑がどの程度緩和できるのかや、他の道路への影響について明示していない。大阪市内へ向かう車の多くは門真ジャンクション(JCT)から近畿自動車道を経て阪神高速東大阪線を走るとみられ、東大阪線は車の集中が懸念される。国交省は「開通しないと影響はわからない」という。

    ◇

 〈第2京阪道路〉 「京阪国道」と呼ばれる国道1号のバイパスで、京都市伏見区と大阪府門真市を全長28.3キロで結ぶ。巨椋池(おぐらいけ)―枚方東両IC間の自動車専用道は03年に先行開通。残った枚方東IC―門真JCT間の16.9キロが20日午後3時に開通する。

 大部分が専用道6車線と、一般道2車線または4車線の「2階建て」構造で、総事業費は1兆550億円。うち3280億円は西日本高速道路会社が料金収入で償還する計画。7270億円が公費負担で、大阪府は1800億円、京都府は620億円を支出している。巨椋池―門真間の普通車料金は1250円。ETC利用で各種割引がある。

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