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マラソン宗兄弟を指導 広島日出国・旭化成元監督が死去

2009年10月23日14時11分

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写真広島日出国さん

写真65年の朝日国際(現福岡国際)マラソンで優勝した広島日出国さん(右)

 福岡国際(当時朝日国際)マラソンを制した長距離ランナーで、指導者としても宗兄弟らを育てた元旭化成陸上部監督の広島日出国(ひろしま・ひでくに)さんが23日、肺炎のため宮崎市内の病院で死去した。71歳だった。通夜は24日午後6時30分、葬儀は25日正午から宮崎市錦町6の11のセレモニー宮崎メモリードホールで。喪主は妻希代子(きよこ)さん。

 宮崎県出身。宮崎・北郷中卒業後は農業を手伝っていたが、59年に旭化成に入社し、マラソンや駅伝で活躍。マラソンは30回以上走り、65年の朝日国際など、3度の優勝を飾った。

 現役引退後は旭化成のコーチに。77年から監督となり、84年ロサンゼルス五輪男子マラソン代表の宗茂、宗猛、91年世界選手権(東京)男子マラソン優勝の谷口浩美らを指導した。全日本実業団駅伝は78年から6連覇を達成。88年から沖電気の監督に。04年に脳梗塞(こうそく)で倒れ、療養していた。

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