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米検察、元国連事務次長を起訴…フセイン政権下の収賄

 【ニューヨーク=白川義和】フセイン政権下のイラクに対する国連の人道支援事業「石油・食糧交換プログラム」をめぐる不正疑惑で、米ニューヨークの連邦地検は16日、事業の最高責任者だったベノン・セバン元国連事務次長(キプロス出身)を収賄などの罪で起訴したと発表した。

 検察当局によると、セバン被告は事業の便宜を図る見返りに、フセイン政権から約16万ドル(約1900万円)のわいろを受け取った。事業は1996年から2003年まで続き、独立調査委員会の報告によると、同政権が原油売却の「割増金」などで得た不正収入は18億ドルに達した。

2007年1月17日11時9分  読売新聞)
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