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中距離弾道ミサイルを試射 イラン革命防衛隊
【カイロ=村上大介】イラン国営メディアの報道によると、同国の精鋭部隊、革命防衛隊は28日、中距離弾道ミサイル「シャハブ3」改良型と、2段階式中距離ミサイルの「セジル」を試射し、成功した。27日に始まった恒例の軍事演習の一環だが、イランで第2のウラン濃縮施設の存在が明らかになったばかりであり、米欧は反発を強めそうだ。
シャハブ3は2006年秋以降、発射実験が続けられており、射程は1300〜2000キロとされ、イスラエルや湾岸地域の米軍基地を射程に収める。セジルも射程約2000キロで、試射は今回が初めてという。
革命防衛隊は演習初日の27日には短距離ミサイル、シャハブ1と同2も発射した。国営通信は28日、同防衛隊のサラミ空軍司令官が「イランの独立と自由、体制の価値に脅威を与える者への反撃は強力で破壊的なものとなろう」と警告したと報じた。
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