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成田空港:東側誘導路の供用スタート

未買収地(中央)を迂回するようにして整備された東側誘導路を通って滑走路へ向かう飛行機(手前)。左上は第2ターミナル=成田空港で2009年7月30日午前9時11分、本社ヘリから手塚耕一郎撮影
未買収地(中央)を迂回するようにして整備された東側誘導路を通って滑走路へ向かう飛行機(手前)。左上は第2ターミナル=成田空港で2009年7月30日午前9時11分、本社ヘリから手塚耕一郎撮影

 成田国際空港(千葉県成田市)のB滑走路(2180メートル)を2500メートル化する北伸事業に伴い、成田空港会社(NAA)が整備していた「東側誘導路」の供用が30日始まった。B滑走路とターミナル地区を結ぶ2本目の誘導路で、出発機専用の一方通行となる。

 誘導路はこれまで西側に1本しかなく、未買収地を迂回(うかい)するため「への字」にカーブし、出発機と到着機は一時待機や交互通行を余儀なくされてきた。同空港の発着回数は年間20万回から来春には22万回に増える予定で、新誘導路は通行の順番待ちを解消する狙いがある。NAAによると、長さ2500メートルの東側誘導路も未買収地を避けて蛇行している。

 この日は午前9時ごろ、定期旅客便では初めて重慶行きの中国国際航空機が新誘導路を通ってB滑走路から離陸した。【山田泰正、斎川瞳】

毎日新聞 2009年7月30日 10時57分(最終更新 7月30日 11時26分)

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