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少年時代をかたどった銅像を囲む左から「こち亀」主人公の両津勘吉、原作者の秋本治さん、アニメ版で両津の声を演じたタレントのラサール石井さん
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　麻生太郎首相が8日、東京・亀有で行われたマンガ「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の主人公・両津勘吉の少年時代をかたどった銅像の除幕式に出席した。麻生首相は「少年時代の両津が昭和30年代に感じていたように未来は明るい。暗いなんて言う人ばかりだけど。両津と同じ気持ち」とスピーチした。

　銅像は少年時代の両津とその友人が浅草から亀有に初めてやってきたシーンを再現したもので、除幕式には原作者の秋本治さんとアニメ版で両津の声を演じたタレントのラサール石井さんも出席。秋本さんは、「亀有の人だけでなくいろいろな人にこの銅像を見に来てもらい、亀有の町で笑って欲しい」と祝辞を述べた。

　また、麻生首相は「きょうは首相になる前からの約束で来た。両津を読んで笑えないときは調子が悪い証拠で、いわば僕のバロメーター」とマンガ好きらしいコメントをして、多くの地元の人たちを笑わせていた。【渡辺圭】