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僕の彼女はサイボーグ 神戸・西宮ロケ地紹介

神戸・西宮ロケ地紹介

▼神戸大学、関西学院大学 学生エキストラ多数

協力:神戸フィルムオフィス

 ジローが通う大学という設定で両大学が登場。神大は主に教室=写真=や学食などの内部が、関学大は中庭などの外観部分が使われている。

 小出さんは「神大は古くて建物の雰囲気もいい感じ。教室のいすのきしみにまで味があった」、綾瀬さんは「関学大は門が大きくて木もたくさん。立派な大学だなと感動した」と振り返る。学生のエキストラも多数出演しており、なかなか会う機会のない人気者との“共演”を楽しんだ。

 講義シーンでは、竹中直人さんも出演。映画やテレビでおなじみの怪しげな動きで学生らを笑わせ、現場の雰囲気を和ませた。

 学食のメニューは、神戸を拠点に活躍する料理ユニット「aina」が担当。実際に学食のキッチンを使って調理したという。彼女がボリボリ食べる空揚げの骨の部分は、グラッシーニという棒状のパンで作ったとのこと。


▼神戸・南京町 営業中の姿、画面に登場

協力:神戸フィルムオフィス

 レストランで無銭飲食をした彼女とジローが、店員に追われて逃げ込むのがこちら。広場では春節祭の獅子舞や龍舞が披露されており、異国情緒の漂う印象的なシーンに仕上がっている。

 まだ大勢の観光客らでにぎわう午後8時のスタート。完全封鎖して撮るのは難しいため、各店舗が営業する中での撮影となった。手をつないで走る綾瀬さん、小出さんを見て観光客の間からは「何だ、何だ」と驚きの声も。そんなにぎやかな雰囲気を2人も満喫していたそう。

 ちなみに、店先で山積みにされている青いリンゴは、神戸市中央卸売市場本場の卸売会社から撮影用に仕入れた特注品。また、通常営業が終了した後も開店するなど、町を挙げての協力体制にスタッフやキャストも大喜びだった。


▼ミント神戸 ビジョンをジャック

 映画の中では、主役の小出さんのバックにミントビジョンが映るシーンがある。

 ミント神戸メーンエントランスのデッキ前で2007年1月下旬に撮影された。映画用に撮った映像でミントビジョンをジャック=B細部にも監督のこだわりが表れた。

 大勢のエキストラは冬にもかかわらず薄着。しかも撮影は午後2時から深夜まで約9時間に及んだが、主役の2人は終始笑顔だった。

 神戸滞在中、撮影の合間に、綾瀬さんはマグカップなどの雑貨をショッピング。小出さんは映画を観るなどミント神戸を楽しんでいた。


▼旧居留地十五番館、旧神戸市立神戸工業高校 レストランに変身

協力:神戸フィルムオフィス

 旧居留地十五番館=写真=は、2人が誕生日を祝うレストランの外観として登場。明治時代に建設され、米国領事館として使われた元・商館だ。

 一方、店内の撮影は、旧神戸市立神戸工業高校の名谷校舎の体育館内に組んだセットで行った。すでに廃校になっており、撮影のため電気や水などの設備を一から構築し直した。店で出されるケーキやパスタなどの料理はすべて、「aina」によるもの。わけあって「つぶされる」ケーキは、予備も含めて5、6個準備したという。

 さらに、ジローの部屋もこの体育館で組まれたセットが使われている。


▼大丸神戸店 閉店後に徹夜の撮影

協力:神戸フィルムオフィス

 彼女とジローが初めて出会うのが、大丸の店内だ。撮影は2007年1月24、25日の2日間。午後8時の閉店後、100人以上のスタッフが裏口から入り、同10時ごろから開店前の午前8時ごろまで、1階の靴売り場と3階の婦人服売り場で夜を徹(てっ)して行われた。

 夜中、買い物客のいないがらんとした店内に、綾瀬さんも小出さんも興奮気味。時間との戦いではあったものの、撮影は終始明るい雰囲気で進んでいった。

 大丸にとってはバレンタイン商戦直前の重要な時期。しかし、映画の設定が秋のため、バレンタイン用の壁やフラッグを画面に映り込ませるわけにはいかず、撮影日程の調整には双方苦労したという。また店周辺の街路樹の電球も、撮影用に夜通し消さずに点灯するなど、全面的にバックアップした。

(2008/05/30)

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