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「ウガちゃんは悩みの多い芸能人の駆け込み寺でした」

6月7日10時1分配信 日刊ゲンダイ


 5月31日に亡くなった元ビジーフォーのメンバーで、デブキャラの先駆けとして活躍した“巨漢”のウガンダ・トラさんの告別式が、4日に都内で営まれる。享年55。ウガンダさんを兄貴と慕うタレントは多く、中でも、親交が深かったのは元「ザ・ハンダース」メンバーで俳優のあご勇氏(50)。取材を申し込んだところ――。

●亡くなる前日は「肺に水がたまっちゃって」と語っていた
「ウガちゃんとは30年来の付き合いでした。息を引きとる前日、胸騒ぎがして入院中の病院に駆けつけたんです。そうしたら、まだ話せる状態で、“肺に水がたまっちゃって。でも、この病気治るんだって!”と言ってました。最後まで希望を失っていませんでした」
 ウガンダさんは糖尿病や肝臓病を患っていたといい、死因は急性呼吸不全だった。
「実はボクとウガちゃんは80年代後半に“同棲”してたことがあるんです。実際には、ボクの仕事が本調子じゃなかった時、お願いして居候させてもらってただけなんだけど(笑い)。場所は新宿区余丁町。ちょうどフジテレビの旧社屋の裏手だったから、山田邦子、ジャガー横田、森公美子、ブラザー・コーンといったタレントが連日のように遊びに来てました。彼は人の悩みを聞くのが抜群にうまくて、芸能人の“駆け込み寺”みたいになっていたんです。でも、不思議だったのは、グッチ裕三さんとか、モト冬樹さんとか、ビジーフォーの元メンバーの姿は見かけなかったことかな」
 90年代、ウガンダさんは東京・大久保に焼き鳥屋をオープンさせた。
「彼を慕う芸能人がたくさん来てた。でも、ウガちゃんの方がお客さんの数倍飲んで食べてたんじゃないかな」
 あごさんは「ウガちゃん、あっちでもたらふく食べてね」と締めくくった。

最終更新:6月7日10時1分

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