技術開発

ページ内ナビゲーション

パン屑ナビゲーション

  1. JR東海トップ
  2. 企業・IR・採用
  3. 企業情報
  4. 技術開発
  5. MgB2(ニホウ化マグネシウム)を用いた超電導磁石の開発に成功

技術開発

MgB<sub>2</sub>(ホウ化マグネシウム)を用いた超電導磁石の開発に成功

当社と株式会社日立製作所では、金属系の新しい超電導物質として昨今注目を集めているMgB2超電導線材において、これを用いた従来と比べ大型(直径500mm)の超電導コイルを共同開発しました。このコイルを使って、液体ヘリウムなどの液体冷媒を使用せず、冷凍機による伝導冷却方式により、超電導磁石として機能させる試験に世界で初めて成功しました。
今回の試験成果は、MgB2超電導線材がより実用的なシステムに適用できる可能性を検証できたことであり、今後は実用化に向けた課題としてコイルの大型化やより高い発生磁界を目指した研究開発を進めていきます。今回の研究開発を進めることにより、超電導フライホイール、医療診断機器MRIなどへの利用も期待できます。

超電導コイル試験装置の外観


このページのトップへ戻る