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【FC東京ニュース】

秋田商MF下田の加入内定 『目標は今野さん』

2007年11月15日 紙面から

FC東京への入団が内定し笑顔の秋田商・下田(中)

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 FC東京は14日、秋田商MF下田光平(18)の来季加入が内定したと発表した。下田は身長180センチの大型ボランチで、高校1年時からの密着マークで“一本釣り”に成功した。同日、秋田市内の同校で入団会見を開いた下田は「今野さんを目標にどんどんプレーを盗み、1日も早く試合に出られるように頑張りたい」と抱負を語った。

 みちのくNo.1プレーヤーの入団が決まった。下田は緊張の面持ちながらしっかり前を見つめ、「練習をしっかりやって、FC東京でレギュラーを取る。そして将来は日本代表、海外にも行きたい」とでっかい夢プランを語った。

 同じボランチ、同じプレースタイルのMF今野の胸に飛び込む覚悟だ。持ち味は抜群のボール奪取力だけに、「手本にしたい。積極的にアドバイスを聞きたい」と日本代表MFから技術、精神面をどん欲に吸収したい考え。

 鈴木強化部長も「今野を追い越せるような選手になってほしい」と大きな期待を寄せた。

 引き締まったのは、表情ばかりではない。9月の新潟遠征で右ひざじん帯を部分断裂。懸命なリハビリで「8割程度まで回復した」というが、今冬の全国高校選手権にかける決意は強い。秋田県大会は全試合欠場し、主将としての責任を痛感しているという。下田は「最後の舞台。チームのみんなと思い切り頑張りたい」。プロでの飛躍を前に、高校No.1の称号を目指す。 (松岡祐司)

 

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