19日(月) | 20日(火) | 21日(水) | 22日(木)   
 
11月19日(月)放送
シリーズNY発(1)・アメリカはどこへ
武器なきテロの恐怖

同時多発テロという未曾有の悲劇によって深く傷ついたアメリカ。事件から2ヶ月を経て、変わろうとするアメリカの姿を、NYから国谷キャスターが4回のシリーズで伝える。
1回目のテーマは炭そ菌。
先月末、ニューヨークで一般人女性が肺炭そで死亡して以来、炭そ菌被害は誰にでも起こりうるものとして市民の間で不安が広がっている。
市民たちが被害にあった経緯を追うことで、クロスコンタミネーション(複次感染)と呼ばれる現象がなぜ起きたのかに迫る。
さらに、当局の発言が次々と裏目に出ることによって、政権への信頼が武器なきテロに少しずつ脅かされている現状に迫る。
(NO.1504)

出演: 別府 正一郎(NHK国際部記者)
出演: 手嶋 龍一(NHKワシントン支局長)
 

 
 

11月20日(火)放送

シリーズNY発(2)・アメリカはどこへ
あすが読めない
〜テロが変えたアメリカ経済〜

NYシリーズ2日目は、テロ後の大きな社会変化に対応を迫られるアメリカの企業を追う。
アメリカ社会には「いつ何が起こるかわからない」「不確実な時代に突入した」という空気が蔓延している。
こうした状況の中、テロや犯罪に備えるセキュリティビジネスへの関心が大いに高まっている。一方で、有事に備えるという姿勢のなかった製造業を中心に、経営方針の根本的な見直しが始まっている。
こうした事態がアメリカ経済に何をもたらすのかを占う。
(NO.1505)

出演: 大島 春行(アメリカ総局記者)
 


 
お問い合わせメモ
  出演企業について
※会社の連絡先や製品の詳しい説明については、下記のホームページをご覧ください。

■顔分析システム  ・・・ VISIONICS(ビジオニクス)社
▼http://www.visionics.com

■郵便物殺菌装置 ・・・ TITAN(タイタン)社 
▼http://www.titan.com/intro.html

■バックアップビジネス ・・・ SUNGARD社
▼http://www.sungard.com

■コンサルタント ・・・ ACCENTURE社
▼http://www.accenture.com

■コンピューターメーカー ・・・ DELL COMPUTER社
▼http://www.dell.com
 
このページトップに戻る
 
 

11月21日(水)放送

シリーズNY発(3)・アメリカはどこへ
復旧への闘い
〜富士銀行ニューヨーク支店〜

NYシリーズ3日目は、日本人12名、現地スタッフ6名が行方不明となり、4フロア分のオフィスを失った富士銀行ニューヨーク支店の復旧までの道のり。
事件当日、世界貿易センターから避難した行員たちは、ニュージャージー州のバックアップオフィスで急遽業務を再開する。金融の麻痺が懸念される中、必死に業務を継続し、その日の決済をやり遂げた。
しかし完全復旧には課題が山積。新しいオフィスの確保や行員のメンタルケア、来年4月に迫ったみずほ統合への準備・・・行員たちは、テロを乗り越え、業務を守り続けようと努力を続けている。
復旧に奔走した富士銀行の2ヶ月を追う。
(NO.1506)

出演: 谷村 啓(アメリカ総局長)
 


 
このページトップに戻る
 
 

11月22日(木)放送

シリーズNY発(4)・アメリカはどこへ
ニューヨークを見つめて

NYシリーズ、4日目。
テロはアメリカの人々の心にどんな傷跡を残したのか、NYを舞台に活動を続ける映画監督マーティン・スコセッシと作家ポール・オースターに話を聞く。
ニューヨーカーたちは、無差別自爆テロ、その後続く炭そ菌事件に恐怖と不安を抱えながら暮らしている。そんな人々の心に、事件後、微妙な心の変化が生じ始めていると作家たちは言う。
ニューヨークを描き続けてきた2人の仕事場を国谷キャスターが訪ね、今、ニューヨークでどんなメッセージを世界に向けて発するのか聞く。
(NO.1507)

ゲスト: マーティン・スコセッシさん(映画監督)
  ポール・オースターさん(作家)
 


  お問い合わせメモ
  出演者について

○マーティン・スコッセシ監督(59歳)
▽ニューヨークに生まれ育った映画監督 
▽代表作
「タクシードライバー」(1976年)…VTRで紹介
「レイジングブル」
「グッドフェローズ」
「救命士」(1999年)…VTRで紹介
「ギャング・オブ・ニューヨーク」(最新作だがテロの影響で劇場公開を延期)…VTRで紹介等多数

○ポール・オースターさん(54歳)
▽ニューヨーク近郊に生まれ、現代のアメリカを代表する作家。
▽ニューヨークを舞台にした作品を数多く発表している。
▽代表作
「スモーク」(原作・脚本を手がけた映画)…VTRで紹介
詩:「地下鉄」(テロの試練を乗り越えようと書かれた)…VTRで紹介
本:「スモーク&ブルー・イン・ザ・フェイス」柴田元幸訳 新潮社 1995
詩集:
「消失:ポール・オースター詩集」飯野友幸訳 思潮社 1992
「シティ・オブ・グラス」山本楡美子、郷原宏訳 角川書店 1985
「幽霊たち」柴田元幸訳 新潮社 1989
「鍵のかかった部屋」柴田元幸訳 白水社 1997 等多数
 
このページトップに戻る