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現代自は最下位、1位はトヨタ=グローバル業種指数

 証券先物取引所は7日、「ブルームバーグ・グローバル自動車業種指数」基準で現代自動車の時価総額順位が2005年末の7位から16位(2日の終値基準)に急落したと発表した。現代自のドル換算時の時価総額は145億2900万ドル(約1兆7435億円)で、05年末の211億1700万ドル(約2兆 5340億円)から31.2%減った。なお、この指数に含まれた16社のうち、同期間に時価総額が減ったのは現代自と日産の2社だけだ。日産は0.9%の減少にとどまった。

 一方、イタリアのフィアットは同期間で15位から7位に、ドイツのフォルクスワーゲンは8位から4位に躍進した。日本の軽自動車メーカー、スズキまで現代自を抜いて15位に上がった。05年末には時価総額が現代自の半分にも満たなかった企業だ。

 1位の座を守ったトヨタの時価総額は2174億3000万ドル(約26兆612億円)で、16.1%増えた。05年末には現代自の9倍だったが現在は15倍ほどで、大幅に差が開いた。

 韓国投資証券のソ・ソンムン研究委員は現代自の株価下落の原因について「レート悪化による日本企業に対する競争力低下と海外販売不振に対する不安要因も大きいが、最も深刻なのは、投資家らが現代自の労使問題に嫌気が差しているということだ」と評した。

 しかし、証券市場のアナリストたちは財政難に苦しむフィアット・GM・フォードまでも株価が上がった状況で、現代時の株価だけが急落したのは、あまりに極端な値崩れと見ている。労使問題さえ円満に解決すれば、株価が急騰する可能性が高いというわけだ。

チェ・ウォンソク記者

朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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