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更新:2006-09-23 21:58:32

戦艦『長門』軍艦旗、呉へ還る

石坂浩二氏が「大和ミュージアム」へ寄贈




軍艦旗の掲揚(右、石坂氏)


運命を感じると語る石坂浩二氏


式典会場の大和ひろば


握手を交わす石坂氏と小村和年呉市長


大勢の入館者が見守る寄贈式


掲げられた軍艦旗と戦艦『長門』


軍艦旗が旗めく在りし日の「長門」


テレビ番組「なんでも鑑定団」でレギュラー出演をしている俳優の石坂浩二さん(65)が、番組で出品された戦艦『長門』の軍艦旗を自分で買い求め、きょう 本人の手で縁りある呉市の「大和ミュージアム」へ寄贈した。


大和ホールに特大の戦艦『長門』の写真を飾って行われた寄贈式は、石坂浩二氏が小村和年呉市長へ目録が手渡し、海上自衛隊のラッパ吹奏とともに軍艦旗が掲げられた。折よく訪れた大勢の入館者から盛大な拍手が贈られた。軍艦旗は、3.6m×5.4mの大きさで、艦尾に掲揚されていた。唯一生き残った戦艦「長門」は、終戦後アメリカに接収され、ビキニ環礁での核実験で1946年沈没した。挨拶に立った石坂氏は、「昨年、『長門』を接収した米海軍艦長の娘さんからテレビ番組へ軍艦旗が出品され、このような貴重な品は縁りある呉の「大和ミュージアム」で飾るのが一番ふさわしいと、自分が約1000万円で購入しました」「旗に込められた人間の思いが伝わってくれれば嬉しい」といきさつと思いを語った。 寄贈された小村和年呉市長は『呉の宝物として大切に展示したい』と述べた。 軍艦旗は、暫くの間「大和ホール」で見ることが出来る。







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