『Introlude』

チャンミン(以下C)▼
イントロがアルバムに入ることは、全体のレコーディングが終わってから聞かされました。いままでSE的なオープニングが入った音源はなかったので、どんな感じになるか想像がつかなかったんですが、実際に入ってみたのを聴かせてもらったときには映画やコンサートのオープニングを彷彿させられて、とてもドキドキしました。
ジュンス(以下JU)▼
ここでは、アルバム収録曲の一部が全部流れる感じなんですよ。
ユンホ(以下YU)▼
アルバム全体を紹介しているコンテンツのような役目をしています。
ジェジュン(以下J)▼
韓国でも日本でもこういう構成は初めてなので、とても新鮮でした。アルバムならではの演出だと思うので、是非ここから楽しんで下さい!
ユチョン(以下Y)▼
最初に鼓動音のような音が入っていることもあって、ちょっとミステリアスな感じもしてカッコイイと思いました。本当に1曲目に相応しい曲です!

『言葉はいらない』

JU▼
この曲はまず聴いて下さい!言葉はいらないです(笑)。
YU▼
あははは。いえいえ、インタビューですからちゃんと答えて下さい(笑)。
C▼
この曲は1stシングルのカップリング曲でもありました。サビの部分のコーラスもとても綺麗な曲です。
YU▼
メインボーカルはユチョンとジェジュンなんですが、2人の声にとても合っている歌だと思いますので、ユチョンとジェジュンのボイスをしっかりと受け止めながら聴いてみて下さい。
Y▼
本当にいい曲だと思います。歌っていてもとても気持ちが良かったし、熱い想いが伝わってきました。でも、この曲をレコーディングしたとき、風邪をひいてしまって辛かったことを覚えています。
JU▼
ユチョンとジェジュンの柔らかい声が歌詞とメロディーにとても合っていて綺麗です。
J▼
ミディアムテンポの曲ですが、ところどころ強いビートがあって、曲構成が面白いので、そんなところにも注目して聴いて下さい。

『明日は来るから』

YU▼
これは『ONE PIECE』のエンディングテーマにもなった思い出の曲です!
JU▼
希望と勇気がわいてくるようなメロディーがとても好きでした。
J▼
1曲の中にしっとりとした感じや柔らかい感じ、そして強く歌う感じもあって、いろいろな雰囲気が込められている曲だと思います。そんな曲の中の抑揚にも注目して下さい!
C▼
程的には低い部分と高い部分の差がとても激しい曲でもあったので、なかなか大変でしたけど、そんなところがインパクトがあったように思います。
Y▼
本当にいい曲だと思います。歌っていてもとても気持ちが良かったし、熱い想いが伝わってきました。でも、この曲をレコーディングしたとき、風邪をひいてしまって辛かったことを覚えています。
Y▼
光を感じる暖かい雰囲気が5人とも大好きな曲でもあります。幸せになれる曲だと思いますので、じっくりと聴いてみて下さい!PVでの僕のピアノシーンも注目して下さい!

『Somebody To Love』

YU▼
この曲は僕達の2枚目のシングルです!僕が個人的に気に入っているのは、サビ前の1人1人がクローズアップされる「LOVE・LOVE・LOVE・LOVE」という部分が聴きどころです!
JU▼
そこの、ユチョンの"I say…"という部分はかなりオススメです!全体の印象としては、リズムが強くてダイナミックさを感じる曲です。
C▼
日本で大きなステージで初めて歌った(a-nation)思い出の曲です!
J▼
この曲はディリーチャートで7位を取った思い出の曲でもありました!本当に嬉しかったです。
Y▼
この曲ではアカペラ体験会というイベントもしました。この曲は、CDのみヴァージョンの方にアカペラヴァージョンも入っていますので、是非聴いて下さい!

『My Destiny』

JU▼
僕達の4枚目のシングルです!日本語の表現の美しさを知った曲でもありました。
YU▼
僕達が日本で初めて歌ったR&Bバラード曲でした!PVは初のロケだったんですが、ソロシーンではそれぞれに違ったシュチュエーションがあったので、そこも見所だと思います。
Y▼
ところどころに合成が入った映像もとても魅力的でした。結ばれない想いを歌った切ない歌詞もとても好きでした。
C▼
曲の全体にしっとりとした雰囲気が漂う大人っぽい曲です。来日してすぐに貰った曲だったりもしたんですが、最初に貰ったときは歌いこなすことが出来ず悔しい思いをしたのも、今となってはいい思い出です。
J▼
僕はこの曲のとき、足を怪我してしまったときでしたから、PVでみんなと一緒の踊ることが出来なくてとても残念だったのを覚えています。ジャケットの雰囲気もPVの雰囲気もとても好きな1曲でした。

『HUG』

YU▼
この曲は僕達の韓国のデビュー曲でもあるし、日本での来日記念シングルにもなった曲だったので、本当に思い出深いです。
Y▼
この曲を持って、初めて日本でイベントもしました。何もかもが初めてだった頃を思い出します。1年前の来日記念シングルと比べて聴いてもらうのも面白いと思います!
C▼
今回アルバムには初の日本語ヴァージョンで収録されているんですけど、来日記念シングルだった英語ヴァージョンとはまた違った魅力があるので、是非じっくりと聴いてみて下さい。
JU▼
この曲は韓国語ヴァージョン、英語ヴァージョン、日本語ヴァージョン、そして中国語ヴァージョンの4種類がリリースされていますので、機会があれば、是非4曲を聴き比べてみて下さい!
J▼
日本語の歌詞は本当に綺麗だし、恋している気持ちがとても伝わってくる可愛い内容なので5人とも大好きです!

『Break up the shell』

YU▼
この曲は僕達が初めて歌ったジャンルでした。ビートがとても強くてインパクトのある曲だと思います。
JU▼
サビで盛り上がる曲ではなく、1曲を通してずっと走っている感じの曲なので、少し大変ですけど、歌っていても聴いても楽しくなる曲です。
Y▼
この曲のポイントとしては、主になるメロディーの後ろでみんなで叫んでいる"オッオー、オッオーオオオオオオ♪"というスタッカートのコーラス部分なんですけど、そこはちょっと苦労しました。
J▼
その部分で特に苦労したのは僕でした。何度も何度もレコーディングし直したのでちょっと辛い思い出があります(笑)。
C▼
テンポが早かったので難しかったです。スタジオの中に3人と2人という組みで入って一気にレコーディングしたので、歌に臨場感が出ていると思います!

『Stay With Me Tonight』

YU▼
僕達の日本デビュー曲です!ラテンな雰囲気が入った大人っぽい曲です。
JU▼
ラテンっぽいテイストが入った楽曲を歌うのは初めての経験だったこともあり、最初は戸惑いましたけど、とてもいい経験になりました。
C▼
PV撮影のとき、照明の熱でスプリンクラーが作動してしまうというアクシデントもありましたが、今はそれもいい思い出です(笑)。
J▼
初めての日本語曲でもあったので、感情を込めるのがとても大変でしたけど、テンポがいい曲だったので、歌いやすかった思い出があります。でも、本当に発音に苦労したのを覚えています。
Y▼
この曲のとき、名刺交換会もしました。初めて日本のファンのみなさんと近くで触れ合えたのがとても思い出深いです。

『愛せない 愛したい』

J▼
僕がこのアルバムの中で一番好きな曲です!切ない感じが本当に魅力だと思います!『My Destiny』もとても切ない曲でしたが、この曲はもっと切なさがストレートなので、より心を打つと思います。
YU▼
この曲も僕達が初めて歌うジャンルでした。
C▼
韓国はバラードがとても好まれる傾向があるんですけど、こういうテイストのバラードはないので、僕達的にもとても新鮮でした。でも、本当に切なさが心に響くメロディーであることに感動しました。
JU▼
"愛したいけど、愛せない"という言い方ではなく、"愛せない 愛したい"という言い回しが本当に切なくて好きでした。この言い方の違い一つで感情の込め方も変わってくるということを感じました。
Y▼
僕はこの曲のイントロと間奏部分でナレーションを入れています。とにかく切ない想いを胸に頑張って語ったので、そこにも注目して下さい!歌詞の内容は、親友の彼女を好きになってしまうというものなんですが、メンバーのみなさぁ〜ん、みなさんはこういう状態になったらどうしますか?
一同▼
友情をとると思います!そういうユチョンは?
Y▼
僕は、両方(笑)。
一同▼
ズルイです!
Y▼
うそうそ(笑)。もちろん友情です!

『One』

Y▼
この曲は韓国の2枚目のアルバムにも収録されている曲です。歌詞の内容は韓国も日本も軸は同じです。恋を信じている男女2人の物語りなので、とても心が暖かくなりますよ。
JU▼
僕達5人が2枚目のアルバムの中で一番好きな曲でもあったので、今回日本語で歌えることになってとても嬉しかったです。メジャーコードとマイナーコードが絡み合った曲構成がとても魅力的だと思います。
J▼
この曲の日本語の歌詞は本当に綺麗だし、メロディーが日本語ともとても相性が良かったことが嬉しかったです!
JU▼
"愛したいけど、愛せない"という言い方ではなく、"愛せない 愛したい"という言い回しが本当に切なくて好きでした。この言い方の違い一つで感情の込め方も変わってくるということを感じました。
C▼
個人的にオススメしたいのは、サビの後半部分のユンホのパート。ユンホの声と曲の雰囲気がとても似合っていて素敵だと思います!
YU▼
初めてここまで高い音程を歌ったので、最初は上手く歌えるか不安でしたけど、とても気持ち良く歌えました。

『Rising Sun』

Y▼
この曲は日本語で初めてラップに挑戦した曲です!
J▼
ユンホとユチョンのラップは本当にカッコイイので注目して下さい!
YU▼
日本語でのラップは正直とても難しかったですが、とても新鮮で楽しんでレコーディングすることが出来ました。
JU▼
この曲の歌詞は特に難しい日本語が多く使われていることもあって本当に歌うのに苦労しました。
C▼
本当にテンポが早い曲なので、とても難しかったです。韓国でもリリースした曲ではありますが、ちょっとリズムやアレンジが変わっているところもあるので注目して下さい!
J▼
この曲のもう一つの聴きどころとしては、中盤のチャンミンのシャウトです!曲展開もとても面白いと思います。韓国でも多くの人達に愛してもらった曲でもあるので、日本のみなさんにも愛してもらえたら嬉しいです!

『Eternal』

JU▼
この曲は『My Destiny』のカップリング曲でしたけど、本当に大好きな曲だったので、今回アルバムに入ることになって嬉しかったです!僕達の曲は切ない恋を歌った歌詞が多いのですが、この曲はとても暖かい雰囲気があるので本当に好きです。
YU▼
柔らかい雰囲気を表現することに精一杯の想いを込めた曲でもありました。5人の柔らかい声に注目して下さい!
J▼
この曲は僕達が日本に来て間もなく貰った曲でもあったんですが、最初のときと今回のレコーディングしたときと歌詞が変わったんです。それもあって、歌詞を覚え直すのがとても大変でした。
C▼
今は"街路樹を舞ってる琥珀のleaf?"ですけど、昔は"不器用な僕等は、交す言葉でさえ?"という歌詞だったんです。柔らかな感じは共通なんですけど、メロディーが変わっていない分、歌詞だけ変わったので、切換えがとても難しかったです。
Y▼
メロディーが本当に優しい曲なのでとても好きです。アルバムで初めて聴いてくれる人もいると思うので、たくさん愛してほしいです。

『Heart,Mind and Soul』

一同▼
この曲は本当に大好きです!
J▼
この曲を初めて聴いたのは韓国でした。まだデモの段階だったんですけど、5人とも早く歌いたいと思った曲でした。
YU▼
アルバムタイトルにもなっているし、Skoop On SomeBodyさんが僕達のために書き下ろしてくれた曲なので、とても大切な曲です!
C▼
アルバムの全体を表現することが出来る曲だと思います。
JU▼
東方神起が目指す方向にピッタリな曲だと思いました。メロディーも。
Y▼
残念ながらSkoop On SomeBodyさんには直接会うことが出来なかったんですが、僕達が上手く歌うことが出来ていると感じてくれたら嬉しいなと思っています。
CDのみヴァージョンに収録されるボーナストラック

『Stay With Me Tonight』(アカペラver.)』

J▼
このアカペラヴァージョンの魅力はユンホのビートボックスです!
YU▼
とても気持ち良く歌うことが出来た曲でした。オリジナルアレンジとアカペラとでは雰囲気がまったく違うので、そこも魅力だと思います。
JU▼
ビートボックスはライヴではしたことがあるんですが、音源という形ではやったことがなかったので、今回が初めてなんです。
C▼
レコーディングは初めての経験とあって少し緊張しましたけど、とてもいい感じに仕上がったので楽しみにしていて下さい!
Y▼
僕達はコーラスグループなので、このボーナストラックは本当に一番の聴きどころでもあると思いますので、是非注目して下さい!

『Somebody To Love』(アカペラver.)』

J▼
日本語で初めてアカペラをやった曲です!アカペラだと日本語の細かい発音までしっかりと聴こえてしまうので、本当に緊張したし、難しいと感じましたけど、一生懸命頑張りました。
YU▼
2枚目のシングルだったので、まだ日本語の発音も完璧ではなく、苦労したのを覚えています。
JU▼
コーラスワークがとても綺麗だと思いますので、じっくりと聴いてみて下さい!
C▼
この曲ではアカペラ体験会もやったんです。全国を廻って、アカペラで僕達の曲を聴いてもらった深い思い出があります。
Y▼
オリジナルヴァージョンと聴き比べてもらっても面白いと思います!

『My Destiny』(アカペラver.)』

J▼
この曲のアカペラは本当に難しかったです。日本語でのアカペラは2回目だったんですけど、この曲のアカペラはハモリが特に難しかったです。
YU▼
出だしから一斉にハモっていくので、そこが本当に難しいんです。
JU▼
最初の音程を取るのが本当に難しいんです。最初に音合わせをして歌い始めるんですけど、決めた音程よりも最初に歌い出すジェジュンが高く始めてしまうと、僕が本当に高い音程を歌わなくてはいけなくなるので、とても慎重になるんですよ(笑)。
C▼
一度テレビ番組の収録でジェジュンが高く歌い始めてしまって、とても苦労したことがありました(笑)。
Y▼
これはしっかりとベストヴァージョンが収録されていますので、僕達の息の合ったコーラスワークを楽しんで下さい!

『明日は来るから』(ヴォーカル&ピアノver.)』

J▼
この曲はピアノととても合う曲だと思います。
YU▼
この曲のPVではユチョンがピアノを弾いて、みんなそれに合わせて歌っているシーンもあるんです。
JU▼
ユチョンは2日間でピアノを覚えたんですよ!
C▼
ピアノヴァージョンは韓国でも一度歌ったことがあるんですが、この曲のピアノヴァージョンは本当に綺麗でした。
Y▼
レコーディングのときは僕のピアノではないですけど、コンサートではいつか見せたいです!

Text:武市尚子