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2005.11.23 更新

 

「SHOCK」グレードアップで光一が1人5役に挑む!

KinKi Kidsの堂本光一(26)が22日、東京・丸の内の東京會舘で会見し、平成12年から帝国劇場で毎年上演している主演舞台「SHOCK」を再来年からグレードアップさせて、作・構成・演出・音楽・演者の1人5役を務める新舞台にすると発表した。詳細は未定だが、光一は「来年で『SHOCK』は最後になるかもしれませんが、新舞台の上演は嬉しいし、期待に応えたい」と意欲をみなぎらせた。

この日は、来年上演の「Endless SHOCK」の製作発表が行われ、その場で光一から“ショック”な言葉が飛び出した。

「来年の『SHOCK』で最後かもしれません。というのは(その後は)自分で構成から演出、音楽と、新たに作っていくのもいいんじゃないか、という話をいただいた。現実の形になるのであれば応えたいと思います」

「SHOCK」の作・構成・演出を手掛けてきたジャニー喜多川氏によると、光一自らが作・構成・演出・音楽・演者の1人5役を務める新たな演目を再来年、帝国劇場で上演するという。内容など詳細は明らかになっていないが、喜多川氏は「新しいものにチャレンジしていかないといけないし、光一自身を進化させないといけない。自分の手で作っていくのがミソ。これまでやってきたいろいろなものを目一杯出していく、イメージ的には光一の世界」と説明し、「SHOCK」をさらにグレードアップさせた舞台になりそうだ。

実現すれば帝国劇場において史上最年少の構成・演出家となり、同氏は「キャリアを生かして進化したものを作ってほしい」と期待を寄せた。光一も「期待されるのは嬉しい。応えたいと思います」と瞳を輝かせた。

光一は、平成12年から毎年帝国劇場で上演されてきた「SHOCK」に主演。歌や芝居はもちろんのこと、フライングや階段落ちといったド肝を抜くパフォーマンスでも話題を呼び、チケットは毎年、入手が困難な状態。

ひと区切りとなる来年上演の「Endless SHOCK」は今年の物語をベースにした内容というが、“最後”だけにさらにプラチナチケットとなりそう。光一は「マジック的な部分や楽曲は変わってくると思いますが、さらにいい作品にしていきたい。感動を与えられる作品を目指します」と約束した。

進化し続ける光一の挑戦は、演劇界に新たな歴史を刻むことになりそうだ。

★CD&DVD発売へ

「Endless SHOCK」は東京・丸の内の帝国劇場で来年2月6日から3月29日まで50日間76公演を上演、3月18日(昼の部)に総公演回数400回という快挙を達成する。来年の上演を含めると総公演回数は418公演、動員数は77万792人(推定)となる。1月11日には「SHOCK」初のオリジナルサウンドトラックが発売されるほか、来春にはDVD「Endless SHOCK(仮題)」を発売予定。