3号線 愛称は「七隈線」 福岡市営地下鉄    2003.6.21
 福岡市交通局は二十日、二〇〇五年春の開業を目指して建設中の市営地下鉄3号線(天神南―橋本、十二キロ)の愛称を「七隈(ななくま)線」に決めた、と発表した。
 愛称は公募し、六千六百四十一件が寄せられた。七隈線は二百六十三件で、城南線(八百八十六件)、福大線(七百三十一件)に次いで三位だったが、(1)鎌倉時代から長い歴史を持つ地名(2)文教地区を経由する沿線のイメージにマッチする(3)七隈地区は路線のほぼ中央に位置している―などの理由で採用した。
 七隈線に応募した人の中から「名付け親賞」に、同市中央区の栗原直人さんが抽選で選ばれた。
 3号線は昨年九月に全線が貫通。路線の約六割でレール敷設が終わり、現在は主に駅舎工事が進められている。今年夏には十六駅の各シンボルマークが決まる見込み。
 1号線(姪浜―福岡空港)は「空港線」、2号線(中洲川端―貝塚)は「箱崎線」の愛称をつけている。
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