「関ジャニ8」8人揃って初ドラマ
関西ジャニーズJr.によるユニット「関ジャニ8」が関西テレビで今秋放送されるドラマ「約束」(仮題)に出演することになり、和歌山県高野口町の高野口小学校で4日、収録を行った。メンバー8人が揃ってドラマに出演するのは今回が初めて。命、愛、友情をテーマに、第2次世界大戦末期に夢半ばで特攻隊として命を散らしていく若者と、彼らの思いを引き継ぐかのごとく歌を通じて絆を深めていく現代の若者を描く。全員が大戦末期と現代の若者の1人2役を演じる。
この日行われた出撃前夜のシーンでは、村上信五(23)が隊員を送り出す上官役として、またほかの7人は特攻隊員として撮影に参加。レトロな校舎をバックに、厳しい表情でシーンを撮り終えた。主役の渋谷すばる(23)は「1時間後に自分の命を捨てるという気持ちをどう表現するか考えました。戦争とは何か、また命の大切さとは何か、を伝えたい」。
また肺気胸の手術を無事に済ませ、2週前に仕事復帰した内博貴(18)も、ほかのメンバー同様、特攻服姿で登場。特攻服の上からパラシュートを装着し、ブーツに帽子、はちまき、ゴーグル姿という約4キロの衣装を身にまといながらも「暑いし重いけど、着る機会もないので思い出にしたい」と元気な姿を見せた。同ドラマには落語家桂ざこば(57)も音楽プロデューサー役で出演する。
[2005/6/5/10:42 紙面から]
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