報道発表資料 [2004年8月掲載]

新砂地区に新たな複合市街地が誕生
土地区画整理事業の完了について

平成16年8月2日
都市整備局

　東京都では、「新砂土地区画整理事業」を江東区東部の、地下鉄東西線南砂町駅の南側に隣接する区域で進めてまいりましたが、本日、事業のしめくくりである「換地処分の公告」をすることとなりました。

事業の目的《土地の交換分合により土地利用の転換を図り、都市機能を更新》

　本事業では、新砂地区を新しい複合市街地とするため、土地の交換分合などを手法とする土地区画整理事業の特性を生かし、道路、公園等の都市基盤整備を行いました。
　また、流通業務・商業・居住・福祉・医療等の諸施設を配置し、周辺地域の拠点となるよう土地利用の転換と都市機能の更新を図ってまいりました。

事業の効果

　本事業により、放射16号線、環状4号線の都市計画道路を整備するとともに、南砂町駅南口に交通広場の整備を行いました。
　これにより、明治通りから本年3月に開通した清砂大橋を経て環七通りまでの区間がつながり、交通の渋滞緩和が図られました。
　また、地区内に東京都江東高齢者医療センター・特別養護老人ホーム（平成14年5月開設）や東京都立東部療育センター(平成17年度開設予定) などの医療・福祉施設を誘致し、地域の医療・福祉の充実に寄与しています。

事業の概要

　事業名　東京都市計画事業新砂土地区画整理事業
　施行区域　江東区新砂二丁目および新砂三丁目の各一部
　施行面積　31ヘクタール
　主要施設　都市計画道路　放射第16号線、環状4号線
　事業期間　平成9年度〜平成16年度
　事業費　約168億円

※資料　案内図と主な公共施設の配置