【 ドルフィーファンの皆様へ 】

ご心配をおかけいたしておりました、TV報道番組の件でございますが、本日、日本テレビの方から以下の通り、深甚なる謝罪文書が届きました。

同放送について、一時は大変心配をいたしておりましたが、報道機関そのものが持つ使命ということと併せ、関係者からの放送意図の説明と悪意の無かったこと、そして配慮を欠いた放送がドールファン全体に迷惑をかけてしまったことへのお詫びをするということであり、ドールファンの一人としても今は安堵をいたしているところでございます。

皆様におかれましては、この素晴らしいドール趣味の文化の未来が安堵されたこととご理解をいただき、どうかお怒りの気持ちをお鎮めくださいますよう心よりお願い申し上げます。

尚、次回の同番組の中でも、本書面と同様の主旨で全国のドールファンへの謝罪コメントが放送されると聞き及んでおります。

最後になりましたが、事件の被害者となられましたお嬢様に、心から哀悼の気持ちを捧げます。どうか安らかなご冥福をお祈りいたします。

2004年3月17日
株式会社ボークス 代表取締役社長
重田英行



株式会社 ボークス
代表取締役社長 重田 英行 殿
並びに
全国のドールファンの皆様

本年3月14日に日本テレビ系列で放送した「真相報道バンキシャ!」の番組内で、御社商品を取り上げた件に関し、ご説明申し上げます。

3月11日に群馬県で発生した、女児の殺害事件を当番組で取り上げることとし、その事件の発生時の状況、容疑者の人物像、警察による家宅捜査などについて取材、報道いたしました。

このことに全国の人形ファンの方々から、御社のドールについて「大人、子供、男女問わず多くのファンから高く評価されている芸術的な作品であるのに、この人形を持っていることがあたかも犯罪と直結するという間違った印象を与えてしまう。」というご意見をいただきました。

私たちはそのような意図で放送したわけではなく、多くのドールファンの皆様に不快な思いをさせてしまったことは本意ではありません。しかし、結果として不快な思いをさせてしまったことに対し申し訳ないと考えており、同番組の中で、上記のようなご意見が寄せられた事実をお伝えした上で、遺憾の意も表明する所存です。

今後報道番組としての使命を果たしていく中で、さらに十全の配慮に心がけて参ります。

2004年3月17日
日本テレビ報道局・チーフニュースプロデューサー
酒 巻 和 也


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