今月１０日に、「新ユニットが誕生する！！」との情報のみが公開され、ユニット名、メンバーの名前、人数構成など一切が伏せられていた新ユニットがベールを脱いだ。

　３０万通の応募者の中から抽選で選ばれた超ラッキーなファン３０００人が見詰める中、ステージに登場したのは、総勢９人。中心に立つのは、ジャニーズＪｒ．のトップ、山下智久だ。関ジャニ８の錦戸亮（１８）、内博貴（１７）、さらに、森進一・昌子夫妻の長男、森内貴寛（１５）ら強力メンバーが顔を並べた。

　９人は、１１月７日発売のデビュー曲「ＮＥＷＳニッポン」を華麗にパワフルに披露。山下が「僕たちが『ＮｅｗＳ』です。よろしくお願いします」とデビューを報告すると大歓声に包まれた。

　全員が前日に急きょ召集され、ユニット結成を告げられたばかり。山下は「最初、不安だったけど、みんなが凄い応援してくれてパワーをもらった」と感激だ。

　Ｖ６、嵐に続き、フジテレビ系Ｗ杯バレーボールのイメージキャラクターを務めるほか、デビュー曲は、同イメージソングに決定。コンビニエンスストア「セブン・イレブン」（３２都道府県約１万店舗）だけで独占販売される。

　ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長によると、ユニット名は「東西南北」の英語の頭文字をつなげ、「グローバルに飛躍する」との意味が込められている。メンバー登録は９人だが、活動は７人組として行い、その７人も、状況に応じてシャッフルし、イベントごとに構成が変わる異例のスタイルをとる。

　Ｖ６、嵐がともにビッグスターに成長しただけに、喜多川社長は「（デビュー曲は）ミリオンを目指したい」と自信を見せていた。

★「六甲おろし」を熱唱

　ジャニーズＪｒ．では、ＫＡＴ−ＴＵＮの亀梨和也を中心に、阪神タイガースの応援団「タイガースＪｒ．」を結成していたが、「ＮｅｗＳ」の内博貴もメンバーの１人。「タイガースＪｒ．として阪神を応援してきました。阪神も優勝し、僕たちもデビューが決まったし、重なって嬉しい」と喜びを爆発させ、「六甲おろし」を熱唱した。なお、山下智久は、タイガースが前回優勝した昭和６０年生まれだ。

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