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新製車両の投入により「サンダーバード」を大増発します。
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平成7年4月に登場して以来ご好評いただいているサンダーバード型車両を36両新製し、すべての「スーパー雷鳥」を「サンダーバード」に置き換えます。これにより、大阪〜富山間の特急「サンダーバード」を8往復から15往復に拡大、「サンダーバード」のフリーケンシーを大幅にアップし、大阪〜富山間でほぼ毎時1本運転します。
【 「サンダーバード」と「スーパー雷鳥」の往復本数比較
】
※ 数字は、平日1日当りの往復回数
「サンダーバード」の編成両数は、大阪〜金沢間はこれまでどおり9両で運転し、金沢で分割することにより、現在9両または3両で運転している金沢〜富山間をすべて6両で運転します。
【方面別編成両数】
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(2) |
サンダーバード型車両への置き換えで、京阪神〜北陸間の所要時間を短縮します。
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「スーパー雷鳥」を「サンダーバード」に置き換えて高速化し、大阪〜金沢間で10分短縮するなど、京阪神と北陸間の所要時間が大幅に短縮、北陸の主要都市や観光地がますます身近になります。
【 所要時間比較:「スーパー雷鳥」を「サンダーバード」に置き換える列車の平均
】
大阪〜福井 |
大阪〜金沢 |
大阪〜富山 |
現行 |
改正 |
増減 |
現行 |
改正 |
増減 |
現行 |
改正 |
増減 |
1:55 |
1:50 |
△5分 |
2:45 |
2:35 |
△10分 |
3:25 |
3:18 |
△7分 |
【 「サンダーバード」の所要時間:最速達列車
】
大阪〜福井 |
大阪〜金沢 |
大阪〜富山 |
1:45 |
2:29 |
3:09 |
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(3) |
七尾線直通「サンダーバード」を朝夕時間帯に1往復増発します。 |
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七尾方面から金沢への通勤や、大阪方面へのお出かけに便利な朝夕時間帯に、「サンダーバード」を金沢〜和倉温泉間に1往復増発します。これにより4.5往復となる大阪〜和倉温泉間の直通特急列車は、すべて「サンダーバード」となります。
【 七尾線直通「サンダーバード」の主要駅時刻
】
大 阪 行 き |
和倉温泉 |
七尾 |
金沢 |
京都 |
大阪 |
記 事 |
サンダーバード14号 |
7:58発 |
8:04発 |
8:57着 |
11:06着 |
11:32着 |
増発 |
サンダーバード20号 |
9:49発 |
9:55発 |
10:49着 |
13:06着 |
13:32着 |
スーパー雷鳥から置き換え |
サンダーバード28号 |
12:49発 |
12:54発 |
13:49着 |
16:06着 |
16:32着 |
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サンダーバード36号 |
14:56発 |
15:02発 |
15:56着 |
18:06着 |
18:32着 |
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サンダーバード44号 |
16:52発 |
16:58発 |
17:54着 |
20:06着 |
20:32着 |
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和倉温泉行き |
大阪 |
京都 |
金沢 |
七尾 |
和倉温泉 |
記 事 |
サンダーバード 7号 |
8:42発 |
9:08発 |
11:14発 |
12:05着 |
12:11着 |
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サンダーバード15号 |
10:42発 |
11:10発 |
13:18発 |
14:18着 |
14:23着 |
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サンダーバード21号 |
12:42発 |
13:08発 |
15:20発 |
16:14着 |
16:20着 |
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サンダーバード33号 |
16:42発 |
17:08発 |
19:14発 |
20:03着 |
20:09着 |
増発 |
平成13年4月1日に予定されている、のと鉄道(株)七尾線(穴水〜輪島間)の廃止に伴い、今回のダイヤ改正で、急行「能登路」1.5往復を廃止します。
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(4) |
「サンダーバード」の車内設備をさらに充実します。 |
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より多くのお客様にご満足いただけるよう、今回新製投入する車両には、文字ニュースの表示など車内設備の充実を行います。
- 1.情報サービスの提供
- 新聞の各種情報を、文字ニュースとしてスクロール表示できる設備を設置して、お客様にタイムリーな情報提供を行います。
- 2.自動販売機の増設
- 現在、9両編成に1ヵ所設置している各種飲料水の自動販売機を2ヵ所に増設します。
- 3.喫煙車両の快適化
- 喫煙車両へは、空気清浄器を取り付けることにより、車内の空気を清浄に保ち、快適な車内空間を提供します。
- 4.バリアフリー設備の増設
- 現在、4号車に設置している車イス対応トイレを9号車にも設置します。
また、すでに運転しているサンダーバード型車両についても、文字ニュース表示や自動販売機の増設及び車イス対応トイレの増設など、設備改良を順次行います。
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(5) |
ご利用に合わせて京阪神〜北陸方面間の特急列車体系を見直します。 |
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大阪〜新潟間の「雷鳥」2往復と、大阪〜青森間の「白鳥」1往復の運転区間を見直し、大阪〜金沢間は「雷鳥」(9両編成)、金沢〜新潟間は「北越」(6両編成)として運転します。
夜行急行「能登」(上野〜福井間運転)の、ご利用が少ない金沢〜福井間を廃止し、運転区間を上野〜金沢間に変更します。
【 京阪神〜北陸方面 特急列車体系の現改比較
】
※ 数字は、平日1日当りの往復回数
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