ASAYAN : 太陽とシスコムーン

重大事実発覚から数日後の都内某所。
この日、つんくとレコード会社関係者によるミーティングが行われました。

つんく「僕的にはねデビュー以降いい感じで続いてきたと思うんですよ。
　　　　だから、僕なりの太陽とシスコムーンの第1ステージは終了。
　　　　その先の話は追々はなしていきましょうということだったので...」
レコード会社「５枚やろうということで、みんな頑張ってくれて結果も出せて。
　　　　　　　我々でも５枚で一区切りしようと思ってたんだけど、色々検討した結果、
　　　　　　　もう１枚年内にやりたいなと」

そう、太陽とシスコムーンは終りでは無いんです。
年内にもう1枚シングルのリリースがあると言います。

レコード会社「まぁ、この５枚で終わってね、年末の6枚目に向けてもう一度練り直して欲しい」
つんく「それは、太陽とシスコムーンの第2ステージの始りということで良いんですよね？
　　　　歌に関してはあいつらの良いところを出してきたつもりなんで、
　　　　新鮮さを出すんなら何かよっぽど考えないと」

新しい太陽とシスコムーンのあり方について悩むつんく。そこへレコード会社側からこんな提案が。

レコード会社「もっと違う面を、似たり寄ったりじゃなくてね、
　　　　　　　ランクじゃなくて質を高めていく必要があるのかなと」
つんく「でもやっぱり、そこそこ実力がある人達をメジャーにしていくには、
　　　　テーマを決めていかないとだらだらするんで」
レコード会社「極端な話、こだわってないわけよ、形が変わっても。
　　　　　　　クォリティーを高めるためには常に新しいことをやっていかなきゃいけないと思うし」

レコード会社側は、ランキングよりクォリティーを重視。既存の型にこだわりはないと言います。一方それに対してつんくは....。

つんく「ある程度グループであるって言うことを前提に進めなくちゃいけないんですけど、
　　　　でもやっぱり誰かが目立ちすぎちゃったらだめだし、
　　　　少なすぎてもコーラスグループの意味がないって言うか」

悩み続けるつんくに、レコード会社側から更にこんな提案が。

レコード会社「彼女達の隠れてる部分、見えてない部分、外に出てない部分とか
　　　　　　　そういうのを次のステージで出して欲しい」

レコード会社側からは今までにない太陽とシスコムーンを表現して欲しいという注文が。
それに対してつんくが出した結論とは？

つんく「無くなるのは凄くもったいないと思うんですよ。才能あるし。
　　　　4人で何とかと思うんですけど、もしかしたらそれが仇になるのかも知れないし」

4人でいると仇になる！？
更につんくはこう続けました。

つんく「モーニング娘。みたいに、増やしてよくなるグループと
　　　　そうじゃないグループがあると思うんですよ。
　　　　太陽とシスコムーンはなるべくシャープな方がいいと僕は思うんですよ。
　　　　ただ今回に関しては実験なんで、これが正しいかどうかって言うのは
　　　　僕にも読めないんですけど。
　　　　うーん....、3人で再スタートということで年内やっていこうかと」

3人でスタート！？
そう、つんくが悩みに悩んだ未に出した結論とは、

するということなんです。

収録直後、メンバー達は次のように語っています。

稲葉「予想していなかったことなので、かなりの打撃を受けましたね」
ルル「4人の太陽とシスコムーンしか考えてなかったから、3人になってもすぐには受け入れられない」
信田「増やすのかなって最初思ってたんですけど、減らすのはもっとキツイですよね」
小湊「何とも言い様がないんですよね。今のところは」

衝撃事実発覚2日後。都内某所で4人で最後かもしれないPVの撮影が行われました。今出来ることを精いっぱいにやるしかない彼女達。4人で最後かもしれないこのシングル「Magic of Love」は今週29日に発売です。