1999年1月5日
(米国報道資料翻訳)
米国アップルコンピュータ社
アップル、デスクトップの1999年ラインアップを発表
−5色のボディカラーから選べるiMac、Power Macintosh G3、
Apple Studio Display、Mac OS X ServerがMacworld Expoでデビュー−
Macworld Expo SanFrancisco−1999年1月5日、アップルコンピュータ社はボディカラーが5色に増えたiMac、Power Macintosh G3の新ラインアップ、ボディカラーのマッチングが図られた3種類のApple Studio Display、そしてMacOS X Serverソフトウェアを発表しました。アップルの新製品ラッシュに加え、サードパーティ企業による多くのソフトウェアおよびハードウェア製品もデビューしました。
「新しいPower Macintosh G3、5色のカラーバリエーションから選べるiMacの登場で、アップルはこれまでの最強かつ最も革新的な製品ラインアップを得ました」とは、アップル社暫定CEOのスティーブ・ジョブズ。「そして、非常にモダンなサーバソフトウェアであるMacOS X Server。アップルにとって完全に新しいビジネスの幕開けです」
さらに、新ラインアップのPower Macintosh G3。この最強のコンピュータは、プロフェッショナルデザイナー、教育者、そして最新の3Dゲームを楽しみたいホームユーザまで、パワフルなマシンが必要なすべてのユーザにとっての理想形です。新ラインアップのPower Macintosh G3は、1997年11月に発表され、30億ドルの販売実績を打ち立てた初代Power Macintosh G3を、最新の銅配線技術が投入された最大400MHz駆動のPowerPCプロセッサ、ATI Rage 128グラフィックチップ、FireWire、USB、10/100Base-T Ethernetの搭載で一新します。これらの新テクノロジーを魅力的な半透明のミニタワーケース(拡張時の内部アクセスも非常に簡単)に収めた新ラインアップのPower Macintosh G3は、最小構成で1,599USドルからと価格面でも挑戦しています。そして、コンピュータと対となる3種類のAppleスタジオディスプレイ。比類のない表示品質で、新ラインアップのPower Macintosh G3のボディデザインとの見事なマッチングも果たしています。
コンシューマ市場向けには、さらに高速になったiMacが5色のボディカラー(ブルーベリー、ライム、タンジェリン、ストロベリー、グレープ)で装いも新たに登場します。新ラインアップのiMacには266MHz駆動のPowerPC G3プロセッサ、6GBのハードディスクが搭載され、価格は1,199USドルとさらにお求めやすくなっています。iMacは、10分以下のセットアップ、簡単なインターネット接続、省スペース設計、余計なケーブル接続が不要といった、これまでのパーソナルコンピュータでは顧みられなかった真の消費者ニーズに応え、米国ではベストセラーになっています。
UNIXの強靱さとMac OSの簡単さが組み合わされたアップルの新サーバOS、Mac OS X Serverもついにベールを脱ぎました。Mac OS Xは高性能なMachマイクロカーネルとBSD4.4をベースに、Apache HTTPサーバ、WebObjectsアプリケーションサーバの機能が統合されています。Mac OS X Serverは、アップルが初めてリリースするモダンなサーバOSです。Mac OS X Serverと新ラインアップのPower Macintosh G3を組み合わせれば、Webサイト構築、Webアプリケーション開発、印刷・出版、教育といったあらゆる分野でのサーバソリューションを低価格で実現できます。
そして、Macworld Expoで発表されたもうひとつの事実。1998年5月にiMacが発表されて以来、サードパーティ企業からリリースされたMacintosh用の新しいソフトウェアタイトルの種類が1,300を超え、この中にはMacintosh向けとしては、かつてないほどの数のゲームタイトルが含まれています。同時に、新ラインアップのPower Macintosh G3とiMac向けに、非常に多くの種類のFireWireおよびUSB関連製品が発表されました。
これは、米国アップルコンピュータ社の報道資料を翻訳したものです。
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