東京がUFOの一群に襲撃されています。地球防衛軍のオペレーションルームでは首相以下の閣僚が集まって善後策を検討しています。対UFOロボットの登場が今か今かと待たれる中、開発責任者である沢口長官に厳しい催促が飛びます。「8時ちょうどに」と答え、沢口長官が顔をあげたその時、‘あずさ2号’が雄々しく（？）登場します。沢口長官を中心に歌に合わせて踊った後、全員で窓際に駆け寄り、長官の「あずさキック」の声に合わせて一斉に“写ルンです”のシャッターを切る一同でした。
「あずさ2号」編は、東宝映画も真っ青になるほどの特撮・合成技術を駆使しての制作となりました。ミニチュアのUFOやビルを作り実際に爆破し、その映像を実写に合成したり迫力ある臨場感を出すために様々な工夫を凝らしました。皮肉を言う閣僚には、TVや映画等で悪役として活躍している西田健さんを起用。長官役の沢口さんと絶妙な掛け合いを演じてもらいました。対UFOロボット‘あずさ2号’のシーンは合成の為、撮影当日にその姿を見ることはできず、沢口さんも大変残念がっていました。
＜スタッフリスト＞
CD：田中徹
企画：多田琢、中島哲也
演出：中島哲也
プロデューサー：玖島裕、西村英明
撮影：阿藤正一
照明：佐野武治
美術：寒竹恒夫
スタイリスト：市原みちよ、黒沢彰乃
ヘアメイク：小菅孝、当田かほる
振付：香瑠鼓
音楽：金橋豊彦
タレント：沢口靖子、西田健
