航空自衛隊の次期戦闘機F-35Aに係る引合受諾書署名について
平成24年6月29日
防衛省
平成24年度予算に計上している航空自衛隊の次期戦闘機F-35A 4機及びシミュレーター等について、米国政府からの有償援助(FMS:Foreign Military Sales)により調達するため、本日、引合受諾書(LOA:Letter of Offer and Acceptance)に署名しましたので、お知らせします。
平成24年度の調達内容の概要は次のとおりとなります。
1 調達品等の内容
F-35A 4機、シミュレーター2台等
2 価格
F-35A 4機(初度部品を含む)の取得経費 | 約409億円 |
1機当たりの価格 | 約102億円 |
(初度部品抜きの本体価格(FAC:Fly Away Cost)約96億円) | |
シミュレーターの取得経費等 | 約191億円 |
合計 | 約600億円 |
3 納入予定時期
平成28年度末
(参考)
○ 平成24年度予算に計上したF-35A関連経費
F-35A 4機(初度部品を含む)の取得経費 | 約395億円 |
1機当たりの価格 | 約99億円 |
(初度部品抜きの本体価格(FAC:Fly Away Cost)約89億円) | |
シミュレーターの取得経費等 | 約205億円 |
合計 | 約600億円 |
※ 「引合受諾書」とは、取引ごとに日米両政府の代表者(日本側では装備施設本部長等の支出負担行為担当官)が署名する文書で、これに基づき有償援助が行われる。この文書には、両政府が合意する調達品等の内容及び価格、納入予定時期といった条件が記載される。
※ 「初度部品」とは、機体納入後の軽易な故障等によって可動率が低下することがないよう、機体の納入と同時に納入される交換用の部品をいう。
- 報道資料