航空自衛隊の次期救難救助機の機種決定について

平成22年11月5日
防衛省

平成23年度概算要求に計上している航空自衛隊の次期救難救助機として、本日、以下のとおり機種を決定したので、お知らせします。

1 提案会社及び機種

三菱重工業提案のUH―60J(近代化)
※ UH-60J(近代化)は、次期救難救助機に関する防衛省の要求を満たすよう現有のUH-60Jをベースに三菱重工業が改良する能力向上型

2 選定理由

UH―60J(近代化)は、航空自衛隊の次期救難救助機として必要な要求事項を全て満足しており、また、経費についても妥当性を有するものであった。

※ 経費(機体取得経費(約40機分)及び20年間の維持経費等):約1,900億円

(参考)
○ 機種選定作業の経緯

平成22年 7月 5日 提案希望会社に対して提案要求書手交
  8月31日 提案会社から提案書を受領
  11月 5日 防衛省において機種決定

(提案企業等)
提案企業 提案機種 ライセンス元又は製造会社 取得方式
川崎重工業(株) KE101 (英)アグスタウエストランド社 ライセンス国産
三菱重工業(株) UH-60J(近代化) (米)シコルスキー社 ライセンス国産
ユーロコプタージャパン(株) EC725 (仏)ユーロコプター社 輸入及びノックダウン

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