片瀬那奈、上杉柊平、犬飼貴丈、柳美稀らが怪しげな役に 『24 JAPAN』キャスト13名一挙発表

『24 JAPAN』に片瀬那奈、でんでんら

 10月9日よりテレビ朝日系で放送がスタートする『24 JAPAN』に、片瀬那奈、高橋和也、前川泰之、上杉柊平、犬飼貴丈、柳美稀、神尾佑、でんでん、水野久美、櫻井淳子、内村遥、天野慶久、時任勇気が出演することが決定した。

 本作は、アメリカ連邦機関CTU(テロ対策ユニット)の捜査官ジャック・バウアー(キーファー・サザーランド)が、凶悪なテロ事件と戦う姿を描いた米国ドラマ『24-TWENTY FOUR-』をテレビ朝日が20世紀FOX社と組んでリメイクするもの。“米国史上初のアフリカ系アメリカ人大統領”が誕生するまでの24時間を描写したオリジナル版のシーズン1をベースに、“日本初の女性総理”が誕生するまでの24時間を描く。唐沢寿明が日本版ジャック・バウアー=獅堂現馬を演じ、仲間由紀恵が日本初の女性総理候補・朝倉麗役を務める。

 第1話から“謎の美女”として登場するのが、片瀬演じる氷川七々美。東京へ向かう飛行機の中に姿を現し、とんでもない色気と大胆不敵さで物語をかき乱す“要注意人物”だ。そんな中、運命の総選挙当日を迎えた麗の周辺でうごめくのが、でんでん演じる闇の情報屋・上州。彼は麗から政治生命と家族を脅かす“ある裏情報”をもみ消すよう依頼される。

 また、暗殺計画阻止の極秘任務と同時に、現馬が直面するのが娘・獅堂美有(桜田ひより)の誘拐事件。美有と共に夜遊びに出掛けた娘・函崎寿々を心配し、現馬の妻・獅堂六花(木村多江)と行動を共にするのが神尾演じる函崎要吾。

 さらに、七々美を軸に浮かび上がる男たちの存在も明らかに。第1話では大事件に巻き込まれるとはつゆ知らず、こっそり夜遊びに出掛ける美有。実は、美有を誘い出したのは、柳が演じる親友・函崎寿々。『動物戦隊ジュウオウジャー』(テレビ朝日系)で女優デビューし、『賭ケグルイ』シリーズ(MBS・TBS)で狂いきった超個性的なキャラクターを演じた柳が、今回は派手で奔放な女子を熱演。犬飼を相手に自身初となるベッドシーンにも挑戦する。

 そして、寿々の夜遊び仲間が、上杉が演じる長谷部研矢と、犬飼が演じる鮫島剛。映画『サヨナラまでの30分』など話題作に多数出演している上杉は、ストーリーが進展する中で複雑な心情を抱えるようになる研矢を演じる。一方、現在公開中の映画『ぐらんぶる』で体当たり演技を披露している犬飼は、明るくも身勝手な剛をじる。

 高橋演じる正体不明の男・神林民三の動向によって、物語は次々と急展開を迎える。そして警戒すべきもう一人は、機内で七々美と急接近する国際的なカメラマン・皆川恒彦。前川が演じる皆川は、麗を取材するため東京へ向かう。

 友人でもある麗の“絶対知られてはいけない過去”を暴こうとするニュースキャスター・山城まどかを演じるのは櫻井。さらに、麗の義母・磯村滋子には水野、麗の優秀な秘書・秋山昇には内村、麗を警護するSPの責任者・金田一忠には天野、現馬らの極秘任務に協力するCTU第2支部の暗号解読係・マイロには時任が扮し、各々の立場で“任務”を遂行していく。

でんでん(上州役)
犬飼貴丈(鮫島剛役)
神尾佑(函崎要吾役)
片瀬那奈(氷川七々美役)
前川泰之(皆川恒彦役)
高橋和也(神林民三役)
上杉柊平(長谷部研矢役)
柳美稀(函崎寿々役)
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でんでん(上州役)
犬飼貴丈(鮫島剛役)
神尾佑(函崎要吾役)
片瀬那奈(氷川七々美役)
前川泰之(皆川恒彦役)
高橋和也(神林民三役)
上杉柊平(長谷部研矢役)
柳美稀(函崎寿々役)
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コメント

片瀬那奈(氷川七々美役)

 オリジナル版の『24』は日本でも大旋風を起こし、私の周りは全員見ているという状態でした。でも、私は当時ちょっと天の邪鬼で、すごく気になっていたにもかかわらず「こんなに流行っているなんて……出遅れた!」と思って、見たことがなかったんです(笑)。今回、日本版への出演が決まったのを機に見たら、19年前の作品とは思えないほど、色褪せない作品で……! 海外ドラマの流行の先駆けとなった作品ならではの醍醐味があるドラマだな、と感じました。こんなに素晴らしいドラマに関われるなんて、非常に光栄で、純粋にうれしかったです!
実は、日本版のジャック・バウアーは誰だろう……と想像したときに、真っ先に浮かんだのが唐沢寿明さんでした。唐沢さんはどの作品でも役作りが完璧で、本番ギリギリまで楽しいお話をされるような余裕もある方。唐沢さんとご一緒する現場は、楽しさの中に緊張感もあるので、とても刺激的なんです。でも、今回は残念ながら、現場ではお会いできなさそうで……。もっと近くで唐沢さんを見たかったです!
私が演じる七々美は物語の冒頭から“スゴいことをやってのける人”なので、芝居でもなかなかできないような貴重な経験がいっぱいできますし、ワクワクしています。演じているときは「見てろよ!」という気持ちで、とにかく唐沢さんがキーッとなるような芝居を心がけています(笑)。「これはもう、一生のうちに二度とできない役かもしれない!」と噛み締めながら、日々演じています。

でんでん(上州役)

オファーを受けたときは、世界的な人気シリーズの日本版に参加できて、うれしいなと思いました。ただ、情報屋の役ということで、自分の周りにモデルがいないんですよ。それで、困ったなぁ……と。相手のことは知ってるんだけど、自分のことは誰も知らない“謎の人間”を演じるにはどうしたらいいのかなぁ……と考えながら、ぼちぼち演じています。あまりしゃべると、謎じゃなくなるので、役の話はこのへんで(笑)。とにかく今回はコロナ騒動の影響で、実際の撮影に入るまでに稽古する時間がたくさんあったので、今まで出た作品の中で回数的にはベスト3に入るくらい、ひとりで歩きながら稽古しました。おかげでセリフが自分の体の中に染み込んでいるので、演じていても楽しいですね。
唐沢寿明さんとは以前、他局のドラマでご一緒したことがあるんですよ。そのときにいい人だなぁと思いましてね。 『24 JAPAN』の主人公を唐沢さんが演じると聞いて「よく見つけたな!」と。人が良くて、正義感があり、家族思いで……もうピッタリだと思いましたね! どうやって決めたのか気になりました。
今回は仲間由紀恵さんとの絡みが多いんですけど、彼女と久々に再共演して「迫力がある女性だなぁ」と、以前は感じたことのなかった第一印象を持ちました。今までにない女性の迫力でしたね! 体全体からグッと出る圧みたいなものを感じて、「すごいなぁ。素晴らしい女性だなぁ!」と思いました。今後の撮影も楽しみです。

上杉柊平(長谷部研矢役)

『24 JAPAN』への出演が決まってから、オリジナル版の『24』を全部見ました。それ以前も深夜の再放送などをポイントでは見ていましたし、“海外ドラマの流行の先駆け的作品”という印象が強かったので、日本版が制作されると聞いたときはビックリしました。なにせオリジナルの『24』は銃社会がベースになっているし、描かれている家族の関係にしても、すごくアメリカ的なドラマだなという印象だったので「日本版はどんな感じになるんだろう!?」と、とても興味が湧きました。
僕たちが出演するシーンは、第1話から急展開して、その後ずっと緊迫感が続いていきます。でも、舞台裏ではみんな和気あいあいとしていて、ほかの3人が僕だけしてないゲームの話をして、勧めてくれたりしています(笑)。撮影現場はすごく楽しいです。

犬飼貴丈(鮫島剛役)

小学生の頃にずっと、母親と一緒にオリジナル版の『24』にハマって、全シリーズを見ていたんです。『24』は誰もが知っているドラマですし、自分も日本版に出演できると聞いたときは、真っ先に「日本でやるんだ!」って驚きました。しかもそのとき、僕は勝手にCTU(テロ対策ユニット)のメンバーを演じるつもりになっていたんですよ。それで「おっ、誰だ?」とワクワクしながら話を聞いたら、CTUのメンバーじゃなくて「アイツじゃん(笑)」と。でも、うれしかったですね!
実はクランクインの日からいきなり、柳美稀さん演じる寿々とのベッドシーンの撮影だったんです。気まずかったですね(笑)。僕らのシーンは全編を通して、シリアスな雰囲気が続くので、演じているときはヘビーなんです。でも、撮影合間はみんなとっても明るい! おかげで何とか心のバランスを保ちながら、撮影に臨めています。

柳美稀(函崎寿々役)

オリジナル版の『24』はもちろん見たことがありました。私が見ていたのは要所要所で、フルで見たことはなかったんですけど、そんな中でも「CTU(テロ対策ユニット)がカッコいいなぁ!」と思っていました。なので、今回の日本版でもCTUのセットの中でお芝居をしたかったんですけど、私が演じる寿々のストーリーは全然違う場所で進んでいくので叶わず……。今度セットだけ見学しに行こうと思います(笑)。
私たちのシーンには銃を構えたりするような『24』感はないんですけど、別の緊張感があるんです。特に、寿々は「ホントやめてほしい!」と思うくらい(笑)、ずっと追い詰められるんですよ。しかも、撮影初日から犬飼さんとベッドシーンを撮影することになって……! ベッドシーンに挑戦するのは初めてだったので、ちょっと照れました。でも、撮影合間はみんなでゲームの話で盛り上がるなど、とても仲がよくて楽しいです!

■放送情報
『24 JAPAN』
テレビ朝日系にて、10月9日(金)スタート 毎週金曜23:15〜放送
※一部地域を除く(全24話)
出演:唐沢寿明、仲間由紀恵、木村多江、桜田ひより、筒井道隆、今井悠貴、森マリア、栗山千明、池内博之、朝倉あき、村上弘明、片瀬那奈、高橋和也、前川泰之、上杉柊平、犬飼貴丈、柳美稀、神尾佑、でんでん、水野久美、櫻井淳子、内村遥、天野慶久、時任勇気、佐野史郎
日本語版脚本:長坂秀佳
日本語版脚本協力:山浦雅大
音楽:奈良悠樹
チーフプロデューサー: 五十嵐文郎(テレビ朝日)
プロデューサー:船津浩一(テレビ朝日)、神田エミイ亜希子(テレビ朝日)、下山潤(トータルメディアコミュニケーション)
協力プロデューサー:藤本一彦(テレビ朝日)
監督:鈴木浩介、木内健人、日暮謙、大塚徹
原作:Based on the U.S. Series “24” Created by JOEL SURNOW & ROBERT COCHRAN (c)2020 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.
制作協力:トータルメディアコミュニケーション
制作:テレビ朝日
(c)テレビ朝日

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