米政権の靖国批判は「揚げ足」 首相側近が反論
自民党の萩生田光一総裁特別補佐は17日、安倍晋三首相の靖国神社参拝に「失望」を示したオバマ米政権について「共和党政権のときはこんな揚げ足をとったことはなかった。民主党のオバマ政権だから言っている」と批判した。最近の多くの首相が靖国参拝を見送ってきたことに言及したうえで「内閣支持率が落ちるなどの価値観で政治をやると党の存在意義はない」とも語った。
党青年局の会合で発言した。萩生田氏は首相の側近の一人で、昨年8月の終戦記念日に首相の代理人として靖国神社に玉串料を奉納したことがある。発言が日米関係に波紋を広げる可能性もある。