ボリビア、大統領選再延期 コロナ拡大で
【サンパウロ=外山尚之】南米ボリビアの最高選挙裁判所は23日、新型コロナウイルスの感染拡大を理由に、9月6日に予定されていた大統領選挙を10月18日に延期すると発表した。大統領選は当初、5月に予定されていたが、延期が重なっており、予定通りに実施できるかは不透明だ。
米ジョンズ・ホプキンス大によると、ボリビアの感染者数は6万4千人で、死者は2300人。足元で感染が急拡大しており、アニェス暫定大統領も9日に感染したことを明らかにしている。
地元メディアによると、海外に亡命中の反米左派のモラレス前大統領を支援する野党の候補者と、右派系の候補らとの争いとなりそうだ。
新型コロナウイルスの感染症法上の分類が2023年5月8日に季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行しました。関連ニュースをこちらでまとめてお読みいただけます。
-
【よく読まれている記事】
- 新型コロナウイルスは体内にいつまで残るのか
- 「コロナに決してかからない人」はいるのか?