谷垣幹事長、消費税上げ「レールは敷いてある」
3日に就任した自民党の谷垣禎一幹事長は同日午前、党本部で記者会見し、年末の消費税引き上げの判断について「法律上は8%から10%に上げるレールが敷いてある。消費税は財政の安定にも寄与し、政策の選択肢を広げることにも役立つ。基本は法律にかかれたとおり進めていく」と語った。
一方、「同時に景気情勢をよく見ていかないといけないことは言うまでもない」とも強調。7-9月期の天候不良が景気に与えた影響などを指摘しつつ「消費も落ち込んでる。こういう影響がどうなのか。目を光らせてやっていかなければいけない。安倍晋三首相の指示は『諸般の事情もよく目配りして進めてほしい』ということだった」と語った。「政調会長とも相談してやっていく」とも述べた。