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特定非営利活動法人 日本国際ボランティアセンター
会社概要

モザンビークでのODA事業が人々の声を受け中止へ︕現地からの反対の声に寄り添い活動してきた日本のNGOが8/12(水)にオンラインイベントで生報告(聞き手:ジャーナリスト堀潤氏)

日本国際ボランティアセンター(JVC)

モザンビーク北部で実施されてきたODA事業「プロサバンナ事業」は、土地収奪などの権利の侵害、コミュニティの分断など様々な問題を孕んでいるとして、モザンビークと日本から反対の声があがるのみではなく、国際的にも批判を受けてきました。そんな中でもプロサバンナ事業は9年間存続し続けてきました。
しかし、ここにきて本格的な事業展開を前に中止されることが決定し、市民運動によるODA事業の中止という画期的な結果を生み出しました。ODAは、税金を納めている多くの人にも無関係ではない問題です。より多くの方に知っていただくべく、オンラインイベントを開催します。
<モザンビークで何が起きたか? オンライン生報告~JICAプロサバンナ事業中止を受けて~>
◆2020年8月12日 (水) 19:30~21:00
◆オンライン開催(zoom)
 *事前にお手持ちのパソコンもしくはスマホでZoomが使えるように準備をしておいてください。
 *要事前申込み。お申込み締切:8/10(月)昼12:00 
◆参加費:無料
◆お申込み:https://ngo-jvc.info/20200812

■現地から根強い反対の声が上がり続けていた「プロサバンナ事業」
国際協力NGO「日本国際ボランティアセンター(JVC)」は2013年から、モザンビークで実施されている日本のODA事業「プロサバンナ」に関する調査と提言活動を続けてきました。同国北部において、日本の全耕作面積の2倍にもあたる広大な地域を対象としたこの事業は、当初、農業ビジネスの投資を呼び込み、大規模な農地開発をすることを目指していましたが、地元農民には充分な説明がされておらず、不安が広がっていました。この事業には、これまでに約35億円もの日本の税金が投じられてきました。


事業に疑問の声をあげる農民への現地政府による弾圧が加速し、中には脅迫される人も出るなか、JVCではこの農民たちとともに活動する職員の渡辺直子がビザ発給を拒否され現地に入国できなくなるなどの出来事もありました。それでも、現地農民たちは勇気をふり絞って、プロサバンナの事業主である日本のJICAに異議申し立てを続けてきました。

■7月22日に中止が決定、市民社会の働きかけが結実
そんな中、2020年7月20日、日本政府は、プロサバンナを途中で中断し、終わらせることを駐モザンビーク大使とニュッシ大統領の談話という形で発表し、22日には、外務省より国会議員宛てに正式にプロサバンナ事業を終了する旨の報告がなされました。

モザンビークの小農から日本のNGOに送られた助けを求める1通のメールから始まったプロサバンナ反対運動は、次々に支援の輪を広げ、市民運動によるODA事業の中止という画期的な結果を生み出しました。これまでこの提言活動に携わってきた海外事業部マネージャーの渡辺が、聞き手にジャーナリスト・キャスターの堀潤さんをお迎えし、これまでの活動と今回の結果、そして今後について生報告します。

堀さんは2017年9月にプロサバンナ事業について取材し、イベントも共同開催してくださっています。記事とインタビュー動画は下記よりご覧いただけます。
「私たちの税金が、モザンビークの農民の生活を奪う結果に使われている可能性 NGOが警鐘」
https://gardenjournalism.com/feature/ivc-mozambique/

 

これまでに35億円を超える日本の税金が投入され、税金を納めている多くの人にも無関係ではない問題です。広くこの問題について、知っていただけたらと思います。 

■登壇者プロフィール

【聞き手】堀 潤(ジャーナリスト・キャスター)
1977年生まれ。NPO法人8bitNews代表理事。株式会社GARDEN代表。2001年NHK入局。2013年に退局し、日米の原発メルトダウン事故を追ったドキュメンタリー映画「変身 Metamorphosis」を公開。京都インディーズ国際映画賞特別賞。TOKYO MX「モーニングCROSS」、J-WAVE「JAM THE WORLD」、ABEMA「AbemaPrime」MCなど。2019年より早稲田大学グローバル科学知融合研究所招聘研究員。2020年春より、国内外各地の分断の現場を追った監督第2作「わたしは分断を許さない(https://bundan2020.com/)」を公開。
 


【スピーカー】渡辺直子(JVC海外事業部マネージャー)
大学卒業後、ボランティア活動をしながら海外を放浪、その後イギリスの環境保護NGO勤務などを経て、2005年南アフリカ事業担当としてJVCへ。高校生のときに見た湾岸戦争の映像にショックを受け、紛争のない世の中になってほしい、「こんな社会を変えたい」と強く思ったことが原点。2013年からモザンビークに足を運び、現地の農民たちと日本のODAや、現地で起きている土地収奪等に対する共同調査・政策提言活動を行う。


■イベント概要
<モザンビークで何が起きたか? オンライン生報告~JICAプロサバンナ事業中止を受けて~>

◆日時:2020年8月12日 (水) 19:30~21:00
◆会場:オンライン開催(zoom)
 *事前にお手持ちのパソコンもしくはスマホでZoomが使えるように準備をしておいてください。
 *要事前申込み。お申込み締切:8/10(月)昼12:00
◆参加費:無料
◆詳細・お申込み:https://ngo-jvc.info/20200812
◆主催:特定非営利活動法人日本国際ボランティアセンター(JVC)


<参考サイト・資料>
プロサバンナ事業に反対する農民たちの声や事業の問題点については、下記をご参照ください。

・プロサバンナ事業をめぐるこれまでの経緯(日本国際ボランティアセンター作成)
https://www.ngo-jvc.net/data/prosavana20190904-watanabe.pdf

・市民社会への分断の働きかけと違憲判決について
平成30年度(2018年度)NGO・外務省定期協議会 第3回ODA政策協議会
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/about/shimin/page22_001213.html

TBS NEWS「モザンビーク「プロサバンナ事業」日本政府が中止に」

 


■本件に関するお問い合わせ
日本国際ボランティアセンター(JVC) 広報担当 仁茂田芳枝
〒110-8605 東京都台東区上野5-3-4 クリエイティブOne秋葉原ビル6F
03-3834-2388/info@ngo-jvc.net

■認定NPO法人 日本国際ボランティアセンター(JVC)について
1980年に日本人によりタイで設立されたNGO。現在はアジア・アフリカ・中東の世界11の国・地域で地域開発や人道支援など多岐にわたる支援を実施しています。「問題の根本原因の解決」をポリシーに、ただものをあげたりするのではない、現地の人の力を引き出す支援を重視しています。
活動地:カンボジア・ラオス・アフガニスタン・イラク・パレスチナ・スーダン・南スーダン・南アフリカ・コリア・日本
https://www.ngo-jvc.net/

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種類
イベント
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https://www.ngo-jvc.net/jp/event/event2020/08/20200812-prosavana.html
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業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都台東区上野 5-22-1 東鈴ビル 4F
電話番号
03-3834-2388
代表者名
今井 高樹
上場
未上場
資本金
-
設立
1980年02月
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