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ウィルス対策ソフトのソフトウェアハウス
98年中旬に店頭公開を予定

ソフトバンク、トレンドマイクロへ35%を出資

'96/12/9 発表会開催


 ソフトバンク株式会社は9日、コンピューターウイルス対策ソフトメーカーのトレンドマイクロ株式会社の発行済み株式の35%を取得する、と発表した。出資額は35億円。ソフトバンクはトレンドマイクロの筆頭株主になる。

 トレンドマイクロは、旧社名を株式会社リンクといい、主な製品としては「ウィルスバスター95」などがある。6年12月期決算の売上高見込み額は、18億5,000万円。グループ全体では41億6,000万円を予想している。インターネットに関連したウイルス対策ソフトでは、国内で約80%のシェアがある。

 記者会見したソフトバンクの孫正義社長は「インターネットが急速に普及する中で、ウイルスから社内ネットワークを守るのはデジタル情報社会のインフラ提供者である当社の社会的使命」と述べた。

 なお、トレンドマイクロはソフトバンクとの提携のメリットして、98年中旬に予定している店頭公開のノウハウをソフトバンクから吸収できることをあげている。

□ソフトバンク(株)のホームページ
http://www.softbank.co.jp/(12/9現在 この製品のニュースはあがっていない)

□トレンドマイクロ(株)のホームページ
http://www.trendmicro.co.jp/(12/9現在 この製品のニュースはあがっていない)

('96/12/9)


[Reported by date@impress.co.jp]


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