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2020年『Number MVP賞』は
藤井聡太二冠に決定!

posted2020/12/17 10:00

 
2020年『Number MVP賞』は藤井聡太二冠に決定!<Number Web> photograph by Japan Shogi Association

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Number編集部

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Japan Shogi Association

 1年間で最も観る者を興奮させ、輝いたアスリートに贈る「Number MVP賞」。

 39回目となる2020年のMVP賞は、史上最年少で2つのタイトルを獲得した藤井聡太二冠に決定いたしました。棋士の受賞は初めてのこととなります。

 藤井二冠は初めて挑戦者となった棋聖戦・王位戦でも臆せず勝利を重ね、見事に両タイトルを奪取。その恐るべき強さは、将棋という競技の枠を超えた大きな社会現象となりました。まさにMVPに相応しい活躍でした。藤井二冠の戦う姿に触発され、Numberは9月に創刊40年目で初の将棋特集「藤井聡太と将棋の天才」を刊行。大きな反響をいただきました。

 藤井二冠は今回の受賞にあたり、次のコメントを寄せてくれました。
「この度のMVP賞の受賞をとても嬉しく思います。新しい角度から棋士の魅力にせまる特集を御誌が取り上げてくださり、それをとても沢山の方々が手にとって見てくださったことに心より感謝しております。今後とも将棋界を応援していただけますようよろしくお願い申し上げます」

 今回の授賞については、2021年1月7日発売のNumber将棋特集第2弾「藤井聡太と将棋の冒険」でもお伝えします。

スポーツ・グラフィック・ナンバー
編集長 宇賀康之

藤井二冠には賞金50万円とJAL国際航空券を贈呈

Number MVP賞 歴代受賞者

第1回 (1982年) 広岡達朗
第2回 (1983年) 青木功
第3回 (1984年) 山下泰裕
第4回 (1985年) 吉田義男
第5回 (1986年) 清原和博
第6回 (1987年) 岡本綾子
第7回 (1988年) 千代の富士貢
第8回 (1989年) ラグビー日本代表
第9回 (1990年) 野茂英雄
第10回 (1991年) 中嶋悟
第11回 (1992年) 亀山努
第12回 (1993年) 三浦知良
第13回 (1994年) 長嶋茂雄
第14回 (1995年) イチロー
第15回 (1996年) 伊達公子
第16回 (1997年) 中田英寿
第17回 (1998年) 清水宏保
第18回 (1999年) 松坂大輔
第19回 (2000年) 高橋尚子
第20回 (2001年) イチロー
第21回 (2002年) 稲本潤一

第22回 (2003年) 松井秀喜
第23回 (2004年) 北島康介
(特別賞)イチロー
第24回 (2005年) 武豊
第25回 (2006年) 王貞治監督とWBC日本代表
第26回 (2007年) 中村俊輔
第27回 (2008年) 上野由岐子
第28回 (2009年) 原辰徳
第29回 (2010年) 本田圭佑
第30回 (2011年) 澤穂希
第31回 (2012年) 内村航平
第32回 (2013年) 上原浩治
第33回 (2014年) 羽生結弦
第34回 (2015年) ラグビー日本代表
第35回 (2016年) 大谷翔平
第36回 (2017年) 桐生祥秀
(特別賞)浅田真央
第37回 (2018年) 大坂なおみ
第38回 (2019年) ラグビー日本代表

将棋という競技と棋士たちの魅力を描く将棋特集第2弾
「藤井聡太と将棋の冒険」は、2021年1月7日発売です。

藤井聡太二冠

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<将棋特集 第2弾>
藤井聡太と将棋の冒険。

藤井聡太「18歳の大志」
【ロングインタビュー】 羽生善治「50歳の新境地」
【タイトル戦回顧】 藤井の一手に羽生を見た
【求道者の肖像】 永瀬拓矢「鉄壁の意思を胸に」
【特別対談】 渡辺明×池谷裕二(東京大学教授)「名人の頭脳を覗いてみたら」 ほか

定価:本体582円+税

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