ニュース

道端ジェシカさんがハマっていた“カエル毒”治療。怪しいスピに傾倒するセレブの謎

道端ジェシカさんがハマっていた「カンボ療法」とは

 ファッションモデルの道端ジェシカさんが先月、合成麻薬MDMAを所持したとして麻薬特例法違反の疑いで警視庁に逮捕された。(※編集部注:4月5日に釈放)  そこで個人的に気になったのは、彼女の「スピリチュアル傾倒」についてだ。まるで胡散臭いことをやっていたかのようにメディアに注目されていた。  擁護するつもりはないが、決してスピリチュアル自体が悪いのではない。しかし有名人が何かやらかせば、必ずその性格や背景は探られ、面白おかしく結び付けられるものだ。その点でスピの趣味は、「以前から様子がおかしかった」と印象付けるには絶妙なネタだろう。  中でも、ネット上で驚かれていたのは彼女のインスタグラムで2月27日の投稿にあった「カンボ療法」である。詳しく調べてみると、南米の蛙が出す毒を吸引したりわざわざ火傷させた皮膚に塗り込んだりすることで、体調が悪くなって何度も胆汁を吐き出させる治療法だそうだ。

「メディスン」「スキャニング」「チャクラ」など意味不明な単語のオンパレード

 事前の食事制限や健康状態確認など諸条件はあって、大きな後遺症を及ぼすほどの量は使われていない(当たり前だ)が、それでも一時的に気絶したり顔が腫れてしまったりすることもあるという。  海外を活動拠点とする彼女は定期的にこれを受けているとのこと。インスタの投稿では、バケツのようなものに嘔吐しているシーンも上げ、「デトックス反応」「毒といえども人間にとっては素晴らしいメディスン」「体のあらゆる部分をスキャニングし、ヒーリングが必要な所を探してくれます。それは肉体だけではなく、エネルギーフィールドやオーラ、チャクラのブロックまでもクリアにしてくれる素晴らしい味方です」などと意味不明なことを口走っていた。
次のページ
「デトックス」という概念の信憑性
1
2
おすすめ記事
ハッシュタグ