女優の石原さとみが主演したTBS系ドラマ『アンナチュラル』と、広瀬すずが主演した日本テレビ系ドラマ『anone』が、ギャラクシー賞の3月度月間賞を受賞した。

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    『アンナチュラル』主演の石原さとみ(左)と『anone』主演の広瀬すず

『アンナチュラル』には「脚本、演出、演技ともに素晴らしく、間違いなく人々の記憶に残るドラマとなった。不自然な死と向き合うことを通して、痛みを抱えながら生きることへの希望が描かれ、心に深く響いた。ドラマの面白さを知り尽くした脚本家と演出家が生み出した傑作」と評価。

一方の『anone』は「独特な世界観を放って来た坂元裕二脚本・水田伸生演出の日テレドラマ。本作では人間描写の奥深さに、出演者の滑稽なやりとりの絶妙さが加わり、味わい深いドラマができた。田中裕子と広瀬すずの演技が出色の出来だった」と講評されている。

ギャラクシー賞は、放送批評懇談会が1963年に創設した、優秀番組・個人・団体を顕彰する賞。3月度は他にも、『ETV特集「忘却にあらがう~福島原発裁判・原告たちの記録~」』(NHK Eテレ、3月10日放送)と、『100分deメディア論』(NHK Eテレ、3月17日放送)も受賞している。