提供:週刊実話

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 この頃から川島さんの“名言”も話題になった。
 「前回のシャワーシーンでは体が濡れましたけど、今回は心が濡れました」
 また、前貼りなしでベッドシーンに挑んだ際には、
 「(前貼りをすると)子宮が呼吸できなくなる」
 と言って関係者のド肝を抜いた。
 「“心が濡れる”というところは、本当は“女性の一番感じるところ”を言いたかったのだと思います。ベッドシーンでは、前貼りなしどころか、相手の古谷一行のナニが完全に入っていたそうです。後に本人が“入っていたよね〜”と話していたという伝説が残っています」(芸能記者)

 その他、ワイン通としても知られ、フランスの4大産地から騎士号を授与されるなど、ワインエキスパート資格や名誉ソムリエの称号なども持っていた。
 トーク番組で、「私の体はワインでできているの。私の血も肉もワイン」、「私の血管の中は、カベルネ・ソーヴィニヨンよ」、「事故で大量出血したら、輸血はボルドーワインですね」などと、熱く語っていたものだった。

 恋愛においては、20代で1回、30代で1回、40代で1回とし、「最後が主人かな」と、話していた川島さん。パティシエの鎧塚俊彦氏と結婚したのは'09年2月のことだったが、この時もワインに例えて、「今の心境はバラ色のロゼ」(婚約会見で)、「私というワインが、彼という器の中で熟成できれば」(結婚披露宴で)という名言を残している。
 結婚後は、“おしどり夫婦”として知られ、鎧塚氏が'12年2月に『網膜中心静脈閉塞』を患い、4度にわたって手術をした際には、
 「私が彼の左目になります」と、献身的にサポートした。
 「子供はできませんでしたが、どこに行くにもいつも一緒で、本当に仲の良い夫婦でした」(芸能レポーター)

 また、ワインに造詣が深かったばかりでなく、川島さんは“ロマンポルノ”にも精通していたという。
 「あまり知られていませんが、あるスポーツ紙でロマンポルノに関する連載コラムを担当していたことがありました。自分の演技の勉強にもなると、いつも真剣にチェックしていたそうです」(芸能ライター)

 一方で、「顔に出しちゃうというのは本当におかしいから」などと、AVの“顔射ぶっかけ”には疑問を呈していたという。
 「鎧塚さんも言ってましたが、彼女は最期まで女優・川島なお美でした。本当に、あっぱれな人生でした」(芸能関係者)

 それにしても、余りに早すぎる死だった。
 合掌。