第73回文化庁芸術祭、演劇部門大賞は「おもろい女」の藤山直美

平成30年度（第73回）文化庁芸術祭の受賞者が発表された。

演劇部門の大賞を受賞したのは、「おもろい女」に出演した藤山直美。このほか、優秀賞を野村萬斎、SENDAI座プロジェクト、山本哲也が獲得し、松下洸平と凰稀かなめが新人賞に輝いた。

舞踊部門の大賞は該当者なしで、花柳秀衛、谷桃子バレエ団、山村若有子、貞松・浜田バレエ団が優秀賞を受賞し、真境名由佳子とSHUNが新人賞を獲得。さらにテレビ・ドキュメンタリー部門にて、WOWOWが優秀賞を受賞した。

1946年以来、毎年開催されている文化庁芸術祭は、芸術の創造、発展を図ることを目的とした芸術の祭典。演劇、音楽、舞踊、大衆芸能、テレビ・ドラマ、テレビ・ドキュメンタリー、ラジオ、レコードの8部門から優れた成果を上げた公演および作品が選出され、優秀作品には芸術祭大賞、芸術祭優秀賞、芸術祭新人賞が贈られる。