ももクロ、新たな出発モノノフに見せた企画満載バレンタインライブ

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ももいろクローバーZが昨日2月10日、本日11日に神奈川・横浜アリーナにてバレンタインイベント「ニッポン放送 ももいろクローバーZ ももクロくらぶxoxo ~バレンタイン DE NIGHT だぁ~Z! 2018」を行った。この記事では本日の2日目公演の模様をレポートする。

「ニッポン放送 ももいろクローバーZ ももクロくらぶxoxo ~バレンタイン DE NIGHT だぁ~Z! 2018」2月11日「表」公演の様子。(写真提供:ニッポン放送)

「ニッポン放送 ももいろクローバーZ ももクロくらぶxoxo ~バレンタイン DE NIGHT だぁ~Z! 2018」2月11日「表」公演の様子。(写真提供:ニッポン放送)

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「ももクロくらぶxoxo ~バレンタイン DE NIGHT だぁ~Z!」は、ももクロがメインパーソナリティを務めるニッポン放送の番組「ももクロくらぶxoxo」の公開収録イベント。1月21日のライブをもって有安杏果がグループを卒業したももクロは、今回のイベントで4人体制での初パフォーマンスを披露した。6年目の開催となる今年のバレンタインイベントは昨年と同様に初日公演に「裏」、2日目公演に「表」とそれぞれサブタイトルを付けて行われ、本日の「表」ではライブあり、企画あり、ラジオドラマありのバラエティ豊かなステージが展開された。

ももいろクローバーZと小林克也。(写真提供:ニッポン放送)

ももいろクローバーZと小林克也。(写真提供:ニッポン放送)[拡大]

ももクロが今年5月に結成10周年を迎えることにちなみ「iPhone X」をオマージュしたオープニングVTRを経て登場した4人は、「猛烈宇宙交響曲・第七楽章『無限の愛』」「Chai Maxx」といったダンスの激しい曲や、歌声で魅せる「Yum-Yum!」を連投。新体制でのパフォーマンスを堂々と届け、会場の熱気を高めた。自己紹介を済ませたメンバーが「CONTRADICTION」を届けたあと、イベントは“ゴボウ”ことニッポン放送の吉田尚記アナウンサーの進行のもと、ゲストの小林克也によるDJ講座のコーナーに突入。彼女たちは吉田アナと一緒に小林からラジオ番組での曲紹介の極意を学び、「サラバ、愛しき悲しみたちよ」などのももクロのナンバーの曲紹介にチャレンジした。続く会場の外周ステージを舞台にしたソロ曲のブロックでは、玉井詩織が「涙目のアリス」をサムライ・ロック・オーケストラと共にパフォーマンス。百田夏菜子は「太陽とえくぼ」、高城れには「『3文字』の宝物」、佐々木彩夏は「だって あーりんなんだもーん☆」を歌唱した。

米米CLUB「浪漫飛行」を歌唱するももいろクローバーZ。(写真提供:ニッポン放送)

米米CLUB「浪漫飛行」を歌唱するももいろクローバーZ。(写真提供:ニッポン放送)[拡大]

イベントの中盤には4人が「運命という名の『手紙』」と題した、10周年を迎えるももクロが次のステージに進んでいくという内容のラジオドラマを披露。ドラマの終わりに会場のセンターステージで米米CLUB「浪漫飛行」をカバーし、モノノフ(ももクロファンの呼称)を魅了した。その後、イベントは1万2千枚のロッテ「ガーナチョコレート」を賭けた企画「ももクロ ボウルだ~Z」へ。再び吉田アナが進行役を務めたこの企画は、ボウリングのピンに扮した「ももクロくらぶxoxo」に関わるスタッフ10人に向かってメンバーが1人ひとり巨大なボールを投げ、倒した“人間ピン”の数を競うというもの。“人間ピン”の裁量で勝負の行方が大きく左右される中、玉井が6本、高城が9本、佐々木がガーターという結果を出したあと、百田はストライクを叩き出すがファールラインを踏んでいたとして無効に。1位に輝いた高城は1万2千枚の「ガーナチョコレート」を獲得するも、メンバーやモノノフからの要望によりすべてのチョコを会場の観客にプレゼントすることになった。

「ニッポン放送 ももいろクローバーZ ももクロくらぶxoxo ~バレンタイン DE NIGHT だぁ~Z! 2018」2月11日「表」公演の様子。(写真提供:ニッポン放送)

「ニッポン放送 ももいろクローバーZ ももクロくらぶxoxo ~バレンタイン DE NIGHT だぁ~Z! 2018」2月11日「表」公演の様子。(写真提供:ニッポン放送)[拡大]

おなじみの茶番劇で会場を和ませたももクロは、SE「overture ~ももいろクローバーZ参上!!~」を挟んで「サラバ、愛しき悲しみたちよ」を熱演。さらに「ももクロくらぶxoxo」のリスナーの投票によるリクエスト曲を、ベスト5からカウントダウン形式で届けていく。4人は小林によるランキング発表と共に5位の「キミとセカイ」、4位の「ヘンな期待しちゃ駄目だよ...?▽」、3位の「オレンジノート」を立て続けに投下。会場のスクリーンに「ただいま準備中!ごめんなさい!」と表示された2位の「Z伝説~終わりなき革命~」を飛ばして、1位の「全力少女」で会場を大いに盛り上げた。彼女たちはランキングや新しい4人での振り付けについてトークしつつ、ももクロの自己紹介ソング「Z伝説~終わりなき革命~」については「また新しい『Z伝説』を披露できたらと思うので、楽しみにしていてください」とコメントした。

ペンライトで10を意味する“X”を作る、今年結成10周年を迎えるももいろクローバーZ。(写真提供:ニッポン放送)

ペンライトで10を意味する“X”を作る、今年結成10周年を迎えるももいろクローバーZ。(写真提供:ニッポン放送)[拡大]

アンコールで再びステージに登場した4人は、代表曲「行くぜっ!怪盗少女」を新体制バージョンで披露。「れに、かなこ、しおり、ささき、あやか」と佐々木の名前がフルネームで入ったイントロや、新しいアクロバットパートでモノノフを楽しませた。そして彼女たちは場内を一周しながら「走れ!」を歌唱。最後に百田は「新たなスタートを切れた気がします」とバレンタインイベントの感想を語り、高城は「バレンタインの手作りチョコレートと掛けまして私たちの絆と解く。その心は作って固めることが大事でしょう」と謎掛けを発表し、モノノフから喝采を浴びた。

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ももいろクローバーZ「ニッポン放送 ももいろクローバーZ ももクロくらぶxoxo ~バレンタイン DE NIGHT だぁ~Z! 2018」2018年2月11日 横浜アリーナ セットリスト

01. 猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」
02. Chai Maxx
03. Yum-Yum!
04. CONTRADICTION
05. 涙目のアリス / 玉井詩織
06. 太陽とえくぼ / 百田夏菜子
07. 「3文字」の宝物 / 高城れに
08. だって あーりんなんだもーん☆ / 佐々木彩夏
09. 浪漫飛行(オリジナル:米米CLUB)
10. サラバ、愛しき悲しみたちよ
11. キミとセカイ
12. ヘンな期待しちゃ駄目だよ...?▽
13. オレンジノート
14. 全力少女
15. 行くぜっ!怪盗少女
16. 走れ!

※▽はハートマークが正式表記。

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うすやま @usuqui

代表曲「行くぜっ!怪盗少女」を新体制バージョンで披露。「れに、かなこ、しおり、ささき、あやか」と佐々木の名前がフルネームで入ったイントロ https://t.co/00jOZWchI0

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