芦田愛菜:「南極大陸」でキムタクとドラマ初共演 仲間由紀恵は妻役で登場

木村拓哉さん主演のドラマ「南極大陸」に出演する芦田愛菜ちゃん=TBS提供
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木村拓哉さん主演のドラマ「南極大陸」に出演する芦田愛菜ちゃん=TBS提供

 人気グループ「SMAP」の木村拓哉さんが主演する10月期のTBS系連続ドラマ「南極大陸」の新キャストが発表され、子役の芦田愛菜ちゃんが木村さんとドラマで初めて共演することが12日、明らかになった。愛菜ちゃんは、主人公・倉持岳志に樺太犬のすべてを伝授する北海道大学名誉教授の古館教授(山本学さん)の孫・古館遥香役で出演する。樺太犬との共演シーンが多いという愛菜ちゃんは「犬が大きいって聞いていたので、ちょっとドキドキしたんですけど、ふわふわして可愛かったです。犬への愛情がたくさんのドラマなので、ぜひ皆さんにも見ていただけるとうれしいです」とコメントを寄せている。

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 また、女優の仲間由紀恵さんが、倉持の妻・ゆかり役として登場し、俳優の佐藤隆太さん、渡瀬恒彦さん、女優の木村多江さんが出演することも発表された。

 ドラマは、TBS開局60周年記念で放送される大作で、原案は北村泰一さんの「南極越冬隊タロジロの真実」(小学館)。第1次南極越冬隊副隊長で地質学の研究者、倉持岳志(木村さん)が戦後最大の国家プロジェクトとなった南極観測に熱い絆で結ばれた仲間や樺太犬とともに命がけで挑む姿を描く。ヒロインで倉持の義理の妹・高岡美雪役を女優の綾瀬はるかさんが演じ、堺雅人さん、山本裕典さん、寺島進さん、緒形直人さん、香川照之さんらが出演することも発表されている。

 愛菜ちゃんが演じる古館遥香は、倉持の希望で愛犬・リキを南極に送り出すことになるが最後まで拒む……という役どころ。木村多江さんは古館遥香の母・古館綾子、渡瀬さんは倉持の父で日本人として初めて南極の地に立った「白瀬探検隊」の乗務員、佐藤さんは第3次南極観測隊のメンバーの安藤道雄を演じる。中でも渡瀬さんは83年に高倉健さん主演でヒットした映画「南極物語」に出演していた。

 また、半年にわたったドラマの撮影が終了したことも明らかになった。木村拓哉さんは「一つ一つ乗り越えることが楽しみに思える現場でした」と撮影を振り返り、「この作品に参加させていただいて、戦争と復興を経験し、激動の時代を生き抜いてこられた方たちを無条件に尊敬する気持ちと同時に、今の子どもたちが夢を持つきっかけを、ほんの少しでも自分たちが与えられることができればと、より強く感じました」とメッセージを寄せている。「南極物語」は10月16日から毎週日曜午後9時のTBS系「日曜劇場」枠で放送する。初回は拡大版で放送予定。(毎日新聞デジタル)

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