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「給与を受け取る権利を買う」とうたう「給与ファクタリング(債権回収)」業者が、実際には違法な高金利で貸し付けをしていたとして、埼玉、神奈川、東京、群馬、香川の5都県に住む利用者の男女9人が13日、都内のファクタリング業者を相手取り、計約440万円の返還を求める訴訟を東京地裁に起こした。「貸金業や出資法の金利規制を避ける脱法行為をしていた」と訴えている。【遠山和宏】
給与ファクタリングは、業者が利用者の給与を受け取る権利を債権として一時的に買い取り、「手数料」を除いた現金を渡す。利用者は後日、手数料分も含めた額で権利を買い戻す仕組み。利用者が高額の手数料を支払って現金を借りる実態となっており、「新手のヤミ金」との指摘がある。
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