文化庁の京都移転 22年度以降に延期 庁舎工期延び

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文化庁などの看板=東京都千代田区霞が関で2019年2月2日、本橋和夫撮影
文化庁などの看板=東京都千代田区霞が関で2019年2月2日、本橋和夫撮影

 2021年度中に予定されていた文化庁の京都移転が、数カ月遅れ、22年度以降に延期される見通しになった。移転先となる京都府警本部本館(京都市)の改修と隣接地への新庁舎建設の工期が約8カ月延び、完成が早くても22年8月と見込まれるため。建設業界の働き方改革で週休2日が浸透し、工事のペースが落ちることが主な要因という。

 府文化政策室によると、当初計画では20年夏に着工し、工期は1年半を想定。遅くとも21年度中の全面移転を予定していた。床面積を増やすなど設計変更したことも要因の一つという。落札業者次第で工期が短くなる可能性や、別の場所に一時移転する選択肢もあり、移転時期は今後、国や府市で協議する。

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