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広島・長崎原爆

1945年8月、広島・長崎へ原爆が投下されました。体験者が高齢化するなか、継承が課題になっています。

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ノーベル平和賞

ICAN事務局長が長崎訪問

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ノーベル平和賞受賞記念展のオープニングセレモニーに出席し、あいさつするICANのベアトリス・フィン事務局長(左)。手前の前列右端は田上富久・長崎市長=長崎市の長崎原爆資料館で2018年1月12日午後4時29分、森園道子撮影
ノーベル平和賞受賞記念展のオープニングセレモニーに出席し、あいさつするICANのベアトリス・フィン事務局長(左)。手前の前列右端は田上富久・長崎市長=長崎市の長崎原爆資料館で2018年1月12日午後4時29分、森園道子撮影

 昨年のノーベル平和賞を受賞した国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)のベアトリス・フィン事務局長(35)が12日、長崎市を訪れ、長崎原爆資料館で同日始まった受賞記念展のオープニングセレモニーに参加した。フィン事務局長は「ノーモア・ヒバクシャ」のフレーズを繰り返し「声を上げる人が増えれば、多くの指導者を私たちの側に引き込むことができる」と訴えた。

 フィン事務局長は長崎大核兵器廃絶研究センター(RECNA)の招きで初来日。記念展では、ICANの活動や授賞式の様子などを紹介するパネル20点や、昨年のノーベル文学賞を受賞した長崎市出身のカズオ・イシグロさんから田上(たうえ)富久・長崎市長に届いた手紙などが展示され、フィン事務局長は興味深そうに見入っていた。その後、「日本が核兵器禁止条約に署名することを望む」とのメッセージを館内に置かれた見学者用…

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