ネタバレサイト

摘発影響? 閉鎖相次ぐ

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熊本県警などがネタバレサイト運営者から押収したスキャナーと漫画雑誌=野呂賢治撮影
熊本県警などがネタバレサイト運営者から押収したスキャナーと漫画雑誌=野呂賢治撮影

 人気漫画雑誌の販売前に掲載作品の複写画像をインターネット上に掲載する「ネタバレサイト」の閉鎖が相次いでいる。熊本県警などが9月に“2大ネタバレサイト”の運営者らを著作権法違反容疑で摘発した影響とみられるが、いち早く作品を読みたい読者心理につけ込んで運営を続ける同種サイトの人気は根強い。専門家は「著作権者がネタバレサイトの運営者に高額の損害賠償請求訴訟を起こすなど、従来以上に厳正に対処する必要がある」と指摘する。

 県警などによると、摘発されたサイトでは運営者から月給十数万円で雇われた「書籍バイヤー」が、通常より早く雑誌が並ぶ東京都内の「早売り店」で「週刊少年ジャンプ」や「週刊ヤングジャンプ」などを購入。人気漫画「ONE PIECE(ワンピース)」や「東京喰種(トーキョーグール):re」などの画像をスキャナーで複写し、画像をサイトに掲載していた。

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